カセットコンロの処分方法をご紹介します。
鍋やすき焼きなどの料理の際に大活躍するカセットコンロですが、発火する調理器具のため、どのように捨てたらよいか分からないという方も。
今回は、カセットコンロの安全な処分方法に加え、捨てる際の注意点や一緒に使うカセットボンベの処理方法も解説します。
カセットコンロの処分方法7選
カセットコンロの処分方法7選をご紹介します。
鍋やすき焼きをする時に欠かせないカセットコンロ。一家に一台はある必需品ですが、発火する調理器具であるため、古いものを処分するにはどうやって捨てたらいいのかと悩む方も少なくありません。
カセットコンロの処分方法には幾つかの選択肢がありますので、比較し検討してください。
不用品回収業者に依頼する
手間なく楽に処分したい方には、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。
不用品回収業者ならカセットコンロの引き取りはもちろん、ガスボンベなども一緒に回収してくれるのでとても楽に捨てることができます。また、その他家にある不用品もまとめて回収してくれるので、断捨離や引っ越し時の荷物の片付けの際に依頼するのもよいでしょう。
ただ不用品回収業者は実にたくさんあるので、優良な業者を探すのは一苦労です。中には高い金額を要求してくる悪徳な業者もいますので、口コミや利用者の評価などをチェックして慎重に選んでください。
おすすめの優良不用品回収業者はこちら!
自治体の不燃ゴミに出す
自治体によっては、不要なカセットコンロを「不燃ゴミ」で回収しているところもあります。指定のゴミ袋に入れて出すだけですし、無料で処分できるので非常に簡単な処分方法です。
ただし、不燃ゴミのサイズは粗大ゴミに該当しないサイズ(一般的に一辺が30cm以下もしくは50cm以下)です。自治体の基準以上の大きさのものなら粗大ゴミの扱いになるので要注意です。
自治体の粗大ゴミに出す
カセットコンロのサイズが粗大ゴミの規定の大きさなら、粗大ゴミとして回収してもらえます。自治体の回収なので安心ですし、安価な価格で処分できるのもメリットです。
ただ粗大ゴミは事前に申し込みが必要なので、捨てたい時にすぐに捨てることはできません。急いで処分したい方には向いていないでしょう。また粗大ゴミの回収には何日か時間が掛かることがありますのでご注意ください。
買い替えの際に購入店に引き取ってもらう
カセットコンロを新しく買い替える予定があるなら、その際に購入店に古いものを引き取ってもらうこともできます。もちろん全てのお店が対応しているわけではありませんが、できるだけ無料で処分したい方におすすめです。
買い替え時に古いものを捨てることができれば一番効率的な処分方法ですが、引き取りには一定の条件がある場合がほとんど。「同じメーカーの製品を購入した場合のみ可」、「同等の金額のカセットコンロを購入した場合のみ可」など無料で回収してもらうための条件があるので、事前によく確認してください。
リサイクルショップに売却する
故障しておらず見た目も綺麗なのであれば、近くのリサイクルショップに売却する方法もあります。
リサイクルショップに売却するメリットは、やはり現金に換えることができるということ。店舗に持ち込む必要がありますが、後はスタッフに査定してもらうだけなので難しいことはありません。
ただカセットコンロの状態によっては値段がつかず回収不可の場合もあります。お店によって買取の基準が違いますので、一つの店舗では駄目でも他の店舗では買い取ってくれることも。カセットコンロは持ち運べるものですから、幾つかの店舗を回って査定してもらうのもよいでしょう。
フリマやオークションに出品する
綺麗な状態のガスコンロであれば、フリマやオークションに出品する方法もおすすめ。
フリマやオークションに出品するメリットは、自身の希望金額で売りに出せることです。似ている品物を参考にして金額を決めますが、欲張らずに平均の金額で売り出せば比較的早く買い手がつきます。
フリマやオークションに出品する際には、綺麗にカセットコンロを拭き、見た目を良くしてください。ネットでの買い物は写真がすべての決め手となります。傷が多く見えたり、汚いと感じるものは売れません。
取引後のトラブルを避けるためにも、綺麗な状態のカセットコンロだけを出品するようにしてください。
欲しい人に譲渡する
処分するまでもなく売却するまでもないという場合には、欲しい人に譲渡するのはいかがですか?
無料で処分できるのはもちろん、必要な人に使ってもらえるなら双方にとってメリットがあります。そもそもカセットコンロは日常的に使用しないので、特に新品である必要はないと考える方が多いものです。
ただカセットコンロを譲渡する際には、知り合いに欲しい人がいないか探す必要がありますので、すぐに処分したい人には向いていない方法です。
カセットコンロの処分方法別の費用相場
カセットコンロの処分方法別に費用相場をご紹介します。
比較的安価な費用で処分可能なカセットコンロですが、選ぶ方法によっては手間が掛かる場合も。費用と手間などの条件を比較して、自分に合った処分方法を選んでください。
処分方法 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
不用品回収業者に依頼する | 3,000円~ | 業者の価格設定により異なる |
自治体の不燃ゴミに出す | 無料 | 指定ゴミ袋の購入が必要 |
自治体の粗大ゴミに出す | 300円~600円程度 | 自治体により異なる |
買い替え時に購入店に引き取り依頼する | 基本無料 | お店によりルールが異なる |
リサイクルショップに売却する | 無料 | ー |
フリマやオークションに出品する | 無料 | 送料や梱包料が必要な場合あり |
欲しい人に譲渡する | 無料 | 送料は双方で相談が必要 |
お得に回収してくれる不用品回収業者はこちら!
カセットコンロの処分時の注意点
カセットコンロの処分時に意識するとよい注意点をご紹介します。
気軽に使用できる器具として家庭にあるカセットコンロですが、火を扱うため処分時には幾つかの注意ポイントがあります。回収してもらえない、怪我をするなどのトラブルに巻き込まれないためにも事前にチェックしてください。
自治体によって分別区分が異なる
カセットコンロの処分方法は自治体によってルールが異なります。
多くの自治体では「不燃ゴミ」か「粗大ゴミ」として回収していますが、その際にもコンロのサイズが30㎝以上、もしくは50cm以上なら粗大ゴミ、それ以下なら不燃ゴミとサイズで分けている自治体もあります。
間違って違う分別カテゴリに出してしまうと回収してもらえませんので、事前に確認する必要があるでしょう。
ガスボンベは必ず外して処分する
カセットコンロを処分する際には、必ずガスボンベを外してから捨ててください。カセットコンロとカセットボンベは分別区分が異なるため、一緒にゴミには出せません。
また誤ってガスが内部に残っているボンベを付けた状態で処分してしまうと、ゴミ収集の方が事故に巻き込まれる可能性もあります。発火する可能性のある危険なものですので、細心の注意を払って処分してください。
カセットボンベの安全な処理方法
カセットボンベの安全な処理方法についてご紹介します。
カセットボンベは必ず使い切ってゴミに出す必要がありますが、その際にも自治体によって分別区分が違うことがあるので注意してください。
多くの自治体では、「不燃ゴミ」や「資源ゴミ」として分けられていますが、他の自治体では「小型金属類」というカテゴリだったり、「缶・びん・ペットボトル」の分別の場合も。住んでいる地域の自治体のゴミ捨てルールを必ず遵守してください。
中身がないガスボンベと未使用のガスボンベでは処分の手順が異なります。以下の方法を参考にできます。
〇使い切ったもの
- ガスボンベを振ってシャカシャカと音がしないか確認する
- 自治体の分別通りに分けて捨てる
〇未使用・中身が残っているか分からないもの
- 火の気がない屋外で作業できる場所を確保する
- キャップを取って先端を下向きにして地面に押しつける
- ガスがシューッと音を立てて気化するのを確認する
- ボンベを振ってシャカシャカと音がしないことを確認する
- 自治体の分別通りに分けて捨てる
昔はボンベに穴を開けて処分するよう推奨されていましたが、穴あけに伴う事故が多発したため、近年では自分で穴を開けずに処分するように促されています。
カセットコンロ用ガスボンベの詳しい処分方法はこちらから!
カセットコンロを処分するタイミング
カセットコンロを処分するタイミングについてご紹介します。
比較的長期間使用できるカセットコンロですが、処分するタイミングには幾つかのサインがあります。まだ使えるように思えても危険な場合もありますので、処分のタイミングを見逃さないようにしてください。
寿命を大きく超えた時
カセットコンロの寿命は、一般的に製造から10年と言われています。見た目も綺麗で故障していなければ使い続けたくなりますが、ガス漏れの原因となる「Oリング」と呼ばれるゴムパッキンが劣化していれば大変危険です。
このパッキンが知らない間に劣化しているとガス漏れや爆発の恐れがあり、10年を越えるとそのリスクも高まります。綺麗な状態でも製造から10年を超えているのであれば、処分・買い替えを検討してください。
異臭がする時
ゴムが焼けるような臭いや焦げるような臭いがする時には、カセットコンロの使用を止めたほうがよいでしょう。異物が混入していたり、部品の劣化など原因は色々と考えられますが、そのまま使い続けるのは大変危険です。
処分して新しい製品に買い替えるか、修理に出すか検討してください。
ガス漏れのような臭いがする時
ガス漏れのような臭いが頻繁にするのであれば、これも危険なサインです。
一時的にボンベの取り付け方が悪くガスが漏れることはありますが、正常に取り付けているのにガスの臭いがするのであれば、すぐに使用を中止してください。
長い期間使用していると、カセットコンロとボンベを接続するOリングというゴム部品が劣化し、ガス漏れを生じさせる場合があります。このまま使用すると発火や爆発の危険がありますので、処分のタイミングと言えるでしょう。
カセットコンロの処分なら「不用品なんでも回収団」へ!
カセットコンロの処分方法についてご紹介しました。
カセットコンロの処分方法には、自治体のゴミに出したり、不用品回収業者に依頼したり、購入店で引き取ってもらうなど選択肢が豊富にあります。ただ処分費用を安く抑えたい方と、手間を掛けずに処分したい方では選ぶ方法は異なるでしょう。自身の目的に合う方法をチョイスしてください。
もし手間を掛けず、かつカセットコンロ以外の不用品も処分したいなら「不用品なんでも回収団」への依頼がおすすめです。不用品なんでも回収団なら迅速な即日回収も可能で、あらゆる不用品を一緒に回収できます。処分をお急ぎの方、様々な不用品を手間なく片付けたい方に向いています。
お気軽にご相談を!カセットコンロの処分は「不用品なんでも回収団」へ!