この記事では、屋根の瓦の処分方法についてまとめています。
屋根の瓦を処分したい時は重くて量もあるため、処分方法に悩む方も多いでしょう。
瓦は素材の関係から自治体の一般ゴミとして出すのが難しく、方法を間違えると不法投棄とみなされて罰せられるケースもあります。
処分方法として適切なものをいくつか紹介するため、処分を検討中の方は参考にしてください。
あわせて、瓦を処分する際の処分費用相場もまとめています。
屋根の瓦の処分方法6選
屋根の瓦を処分する代表的な方法を6つ紹介します。
戸建て住宅の多くは今でも屋根に瓦を採用していますが、景観だけでなく屋根の耐久性や耐熱性に優れるという面からも人気があります。
しかし、年数が経過してひび割れが目立ってきた、新しい瓦に交換したいといった場合に問題となるのが瓦の処分です。
処分する場合は1枚だけでなくまとめて捨てることが多いため、重い瓦はどう捨てるのがベストなのか悩む方もいるでしょう。
安全な瓦の処分方法として代表的なものを6つ紹介するため、適切な方法を選んで処分してください。
不用品回収業者に依頼する
瓦は重量もあるため、まとめての運搬が困難です。
どこかに持ち込んで処分してもらうのが手間だと感じる方は、不用品回収業者への依頼をおすすめします。
不用品回収業者は基本的にどんな不用品でも回収可能で、連絡したら即日現場に駆けつけて対応してくれる業者もあります。
多くの業者は回収用のトラックに不用品を積み放題のパックプランを用意しているため、他に処分したい品目がある場合に依頼するのも大変お得です。
依頼料はかかりますが、相場に見合う適切な価格でサービスを提供している業者を見つけることでコストを抑えた処分が可能です。
料金の安い業者を探したい方は、以下の記事を参考にしてください。
廃棄物処理業者に依頼する
既に家屋に設置されていた瓦を解体した場合、それは廃材の扱いになり産業廃棄物とみなされるケースが多いです。
産業廃棄物である瓦は原則自治体のゴミ回収には出せないため、廃棄物処理業者に依頼しましょう。
廃棄物処理業者は瓦をはじめとする産業廃棄物の処分に対応しているため、自宅で出た処分に困るゴミも対処してもらえます。
地域ごとに廃棄物処理業者は数多く存在するため、法外な料金を請求してきたり、廃棄物の管理体制が悪く評判も低い悪徳業者を選ばないように注意してください。
悪徳業者を避けるために、各市町村が廃棄物処理業の許可を出している優良業者を探して依頼しましょう。
環境省や市町村のホームページ上で優良業者が公開されているケースもあるため、確認してみてください。
自治体に粗大ゴミとして出す
地域によっては、粗大ゴミとして瓦を処分できる自治体もあります。
粗大ゴミとして出す場合は、以下方法のいずれかを取ります。
- 自治体指定の粗大ゴミ回収センターに持ち込む
- コンビニや郵便局で粗大ゴミ回収券を購入後、ゴミ袋に貼り付けた上指定の場所に運ぶ
- 自治体に依頼して自宅まで回収に来てもらう
いずれの方法も費用はかかるため、各自治体の詳細なルールを確認の上最適な方法を選びましょう。
少量の瓦であれば不燃ゴミとして処分できる自治体もありますが、多くの自治体では認められていないため要注意です。
ルールを破ると不法投棄として罰せられる可能性もあるため、適切な方法で処分してください。
リサイクル業者に依頼する
一般家庭などで発生する不用品を回収してリサイクルに出す業者、いわゆるリサイクル業者も瓦の回収には対応しています。
屋根の瓦は歩道の舗装材などさまざまな用途にリサイクルできるため、需要もあり回収に対応している業者は多いです。
リサイクル業者も他と同様に、高い料金設定やサービスの質に問題がある悪徳業者が多く存在するため、依頼する際は優良業者を探すことが重要になります。
各自治体のホームページや業者の評判をまとめたサイトを参考に業者を選びましょう。
必要とする人に譲る
瓦の状態が悪くなければ、そのまま処分するのではなく必要とする誰かに譲るのもよいでしょう。
瓦を新しいものに取り替えたい方や、屋根の修理で瓦が必要になる人など、瓦の需要は意外にもあるものです。
身近な知り合いに欲しい人がいなければ、フリマアプリに出品して購入希望者を募るのもよいでしょう。
綺麗な瓦であれば、まとめて出品することで高くで売れる可能性もあります。
ただし、こうして譲ることになった瓦は自身で運搬、もしくは配送業者に依頼する手間がかかります。
量が多ければ作業用のトラックを借りる必要があったり、配送業者の送料も高く付いてしまう恐れがあるため注意してください。
ガーデニングやDIYでの再利用もあり
屋根の瓦は、そのままガーデニングやDIYに再利用するのもよいでしょう。
瓦は触ってみると分かる通り頑丈に作られているため、屋根を保護する以外にもあらゆる場面で活躍してくれます。
瓦を利用して庭に花壇を作ったり、瓦を細かく砕いた瓦チップを自作して壁などの舗装に活用することが可能です。
屋根を守り続けてきた瓦を別の形で再利用したいと考えている方は、このような方法で有効活用してみてはいかがでしょうか。
瓦の処分費用相場
瓦の処分には費用がかかるケースがほとんどですが、上記で紹介した方法の中から費用相場が分かるものを表にまとめました。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
不用品回収業者 | 20,000円/㎡ |
廃棄物処理業者 | 25,000円/㎡ |
自治体の粗大ゴミ | 1,000円〜3,000円 |
自治体の粗大ゴミに出すのであれば業者の依頼よりも費用は抑えられますが、自身で運搬する必要があったり、自宅まで回収に来てもらう場合は別途費用が発生するため注意です。
不用品回収業者に依頼する場合は、トラックに不用品を積み放題のパックプランを提供する業者もあり、その際の費用相場は以下になります。
利用トラックの目安 | 料金相場 |
---|---|
軽トラック | 28,000円~40,000円 |
1.5tトラック | 45,000円~60,000円 |
2tトラック |
60,000円~80,000円 |
4tトラック | 80,000円~ |
瓦を処分する際は基本的に量も多く自身で運搬する手間もかかるため、費用を抑えるためにはこうしたサービスを提供する業者に依頼するのがコスト節約のコツになります。
費用の詳細は各業者によっても異なるため、業者探しの際は料金プランをよく確認してみましょう。
見積もりを出す際は1社のみに依頼するのではなく、同様の条件で複数社に依頼を出して相見積もりを取るのがおすすめです。
料金はもちろん、サービス内容や口コミも調べた上で比較してみて、最適だと思う業者を選びましょう。
瓦の処分は不用品回収業者がおすすめな理由
各業者への依頼や自身の手で瓦を処分する方法を紹介してきましたが、中でもおすすめなのが不用品回収業者への依頼です。
以下の点をメリットに感じる方は、優良な不用品回収業者を探して処分を依頼しましょう。
大量の瓦もまとめて処分できる
不用品回収業者への依頼では、一度に大量の瓦を処分できます。
住宅の形状にもよりますが、屋根の瓦を撤去するとその量は膨大になることがほとんどです。
そのまま敷地内に置いていても場所を取るため不要であればすぐ処分したいところですが、量が多いと取り扱いにも困るでしょう。
業者が提供するパックプランのサービスを利用することで大量の瓦を片付けてくれるため、まとめて処分したい方にはおすすめです。
他の不用品も処分できる
パックプランを利用する場合、トラックのスペースに余裕があれば瓦以外の不用品も一緒に処分してもらえます。
瓦を撤去した際にできたゴミや、屋内外の清掃時に不要と感じた品目がある場合は、瓦処分のタイミングでまとめて処分を依頼しましょう。
希望するタイミングで回収してもらえる
不用品回収業者は、自身が希望するタイミングで回収しに来てくれます。
住んでいるエリアに対応した業者であれば即日の対応も可能、平日・休日を問わず24時間駆けつけてくれる業者もいるため、柔軟に依頼できるのが特徴です。
休日料金・時間外料金がかからない業者もいるため、平日や日中は仕事が忙しい方も安心して依頼できます。
ただし、高い料金設定や見積もり後に追加で作業代を請求してくる悪徳業者には注意です。
以下の記事を参考に優良業者を探して、後悔のない取引にしてください。
運搬の手間がかからない
回収を依頼すれば現場まで駆けつけてくれるため、自身で運搬する手間がかかりません。
玄関先に置いていなくても庭、もしくは屋内まで入って安全に回収してくれます。
瓦は1枚単位でも重く、量が膨大になると運ぶのに手間と労力がかかります。
運搬するとなれば専用の車や人員も必要になり、そのためのコストがかかるのも面倒な点です。
こうしたデメリットの部分をすべて解決できるため、不用品回収業者への依頼はおすすめです。
屋根の瓦をまとめて処分するなら「不用品なんでも回収団」まで!
撤去した屋根の瓦をどう処分すべきかお悩みの方は「不用品なんでも回収団」へご連絡ください。
瓦のような重さのある不用品も、個数の制限なくまとめて回収できます。
処分する瓦の量に応じたサイズのトラックで現場へと駆けつけて、お求めやすい価格のパックプランで処分可能です。
見積もりや出張にかかる費用は無料、追加費用も発生しないため安心してご依頼ください。
瓦の処分に関する悩みはもちろん、その他不用品に関するご相談もお待ちしています。