この記事では、腕時計の処分方法や費用相場、処分の際の注意点について解説します。
腕時計には、素材が金属製やプラスチック製、電子部品を含むものなどさまざまな種類があります。
腕時計の素材ごとの処分方法や電池式腕時計の処分時の注意点も解説していますので、腕時計の処分でお困りのかたは参考にしてください。
腕時計の処分方法8選!
こちらでは、腕時計の8つの処分方法と、どんな人がおすすめなのかもあわせて紹介します。
お持ちの腕時計やご自身の状況によって最適な方法が変わってきます。
以下の表は、紹介する方法のメリットとデメリットをまとめたものですので、参考にしてください。
処分方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
不用品回収業者 | ・手間いらず ・まとめて処分 ・忙しい人向け |
・時計のみの回収は、費用対効果が低い ・悪質な業者のリスク |
自治体のゴミ回収 | ・比較的簡単に処分できる ・無料 |
・ルールに従わないと回収されない |
小型家電リサイクル回収ボックス | ・手軽に処分できる ・環境にやさしい ・無料 |
・お金にならない ・高価な時計はおすすめできない |
家電量販店 | ・リサイクルに貢献できる ・新しい製品購入時の特典が受けられることも ・壊れていても回収してもらえる |
・費用がかかる |
リサイクルショップ | ・思わぬ収入源になる可能性がある ・資源の有効活用 |
・手間がかかる ・買取額は買取業者に比べて低いことが多い |
オークション・フリマ | ・手軽に現金化できる ・自分で販売する手間が不要 |
・低い価格でしか売れないことも ・査定に時間がかかる |
腕時計の買取り専門店 | ・高値が期待できる ・幅広い層にアピールできる ・自分で価格を設定できる |
・出品と発送の手間がかかる ・価格が不安定 ・トラブルに巻き込まれることも |
友人に譲る | ・時計が有効活用される ・思い出を共有できる ・喜んでもらえる |
・人を見つける手間がかかる ・処分できないこともある |
不用品回収業者に回収してもらう
不用品回収業者であれば、即日または数日後には、自宅まで回収に来てくれます。素早く処分できる上に、運搬の手間が省けるという点はメリットです。
不用品回収業者への依頼は、腕時計の他にも大量の不用品がある方や、自分で処分する時間がない方におすすめです。
不用品回収業者は数多く存在するため、選ぶ際は以下の点に注意しましょう。
- 事前に見積もりを取る
- インターネットでの口コミや評判を参考にする
- 行政の許可を得た業者を選ぶ
不用品回収業者を選ぶ際には、住んでいる地域に対応しているかどうかを確認の上、見積もりは複数業者のサービス内容や料金を比較検討するようにしてください。
■メリット
- 手間いらず
- まとめて処分
- 忙しい人向け
■デメリット
- 時計のみの回収は費用対効果が低い
- 悪質な業者のリスクがある
自治体のゴミに出す
自治体のゴミ回収は一般的な腕時計の処分方法です。自治体によって処分方法が異なるので注意が必要。自身の地域のルールを必ず確認するようにしてください。
自治体のルールでは、燃やさないゴミとして処分するケースが多くみられます。時計のバンドや電池など、部品ごとに分別が必要な場合もあるため注意しましょう。
■メリット
- 比較的簡単に処分できる
- 無料
■デメリット
- ルールに沿って出さないと回収されない
小型家電リサイクル回収ボックスに出す
「小型家電リサイクル法」に基づき、自治体が設置しているのが「小型家電リサイクル回収ボックス」です。
腕時計や携帯電話、デジタルカメラといった不用になった小型家電製品を回収し、資源として再利用してくれます。
設置場所は公共施設や自治体と提携したスーパーマーケットの店舗などになるため、買い物や行政手続きの用事がある方におすすめです。
処分に際しては、電池もそのまま処分できるところ、電池を事前に取り外さないといけないところなど様々。事前に処分のルールを確認するようにしてください。
■メリット
- 手軽に処分できる
- 環境にやさしい
- 無料
■デメリット
- お金にならない
- 高価な時計はおすすめできない
家電量販店に回収してもらう
家電量販店では、「小型家電リサイクル法」に基づいて、小型家電として腕時計を回収してくれます。
家電を購入する予定がある方は、ついでに処分できるためおすすめです。
また、家電量販店にも小型家電リサイクル回収ボックスを設置していることもあるため、投函するだけで処分ができます。
各家電量販店の回収場所や回収方法は店舗によって異なるため、事前にホームページや店舗に問い合わせて、確認しましょう。
■メリット
- リサイクルに貢献できる
- 新しい製品購入時に処分できる
- 壊れていても回収してもらえる
■デメリット
- 回収に対応していない店舗もある
リサイクルショップに売る
リサイクルショップでは、ブランド品や状態の良い時計であれば、思っていた以上の金額で買い取ってもらえることもあります。
業者によっては、店頭での査定だけでなく、宅配買取に対応しているところもあるので、活用してください。
まだまだ使える時計や、捨てるにはもったいないと思われる腕時計をお持ちの方にはおすすめの方法です。
ただし、付属品があるものは準備しておくことや、複数の店に査定してもらうなど手間がかかります。
■メリット
- 思わぬ収入になる可能性がある
- 資源の有効活用
■デメリット
- 手間がかかる
- 買取額は買取業者に比べて低いことが多い
腕時計の買取専門店で売る
ブランドの腕時計は壊れていたり、動かなかったりするものでも売却できることもあります。
買取専門店は数多くの実績と、信頼がある買取専門店を選びましょう。実績のある大手の買取店であれば安心です。
自分の持っている時計のブランドを取り扱っているか確認しましょう。
買取価格を上げるためのコツは以下の通りです。
- 汚れ落としや傷の研磨などで綺麗にしておく
- 箱・保証書・説明書などの付属品を全て揃えておく
- 複数の買取店で見積もりを取って比較する
■メリット
- 手軽に現金化できる
- 自分で販売する手間が不要
■デメリット
- 低い価格でしか売れないことも
- 査定に時間がかかる
オークション・フリマで売る
希少なモデルや人気ブランドの時計であれば、相場以上の価格で落札される可能性があります。
また、以下のようなオークションやフリマアプリは、多くの人が利用しているため、出品した腕時計に興味を持ってくれる人が見つかりやすいです。
- Yahoo!オークション
- メルカリ
- ラクマ
ただし、商品ページの作成、写真撮影、質問への回答など、出品作業に時間と手間がかかります。
また、返品の際に偽物とすり替えられたり、支払いがされないなどのトラブルに巻き込まれるリスクもゼロではありません。
オークション・フリマで売る方法は、売れないこともあるため、確実に処分したい方や早く処分したい方には向きません。
■メリット
- 高値が期待できる
- 幅広い層にアピールできる
- 自分で価格を設定できる
■デメリット
- 出品と発送の手間がかかる
- 価格が不安定
- トラブルに巻き込まれることも
友人に譲る
友人に譲ると、喜ばれたり、思い出を共有することで、大切に扱ってくれる人に渡せたりといったメリットがあります。
一方で、腕時計を必要としている人を探す手間と見つからない時には、別の手段を検討する必要があるといったデメリットもあります。
譲る前には、相手の好みや腕時計のサイズなどを確認し、時計に傷や故障がある場合にはきちんと説明しましょう。
■メリット
- 時計が有効活用される
- 思い出を共有できる
- 喜んでもらえる
■デメリット
- 必要な人を見つける手間がかかる
- 処分できないこともある
腕時計を処分する際の注意点
こちらでは、腕時計を処分する際の注意点について解説していきます。
電池の取り扱いは発火などの危険性もあるので、特に注意してください。
電池式腕時計は電池を取り外す
電池式腕時計を処分する際は、必ず電池を取り外してから行うようにしてください。
電池を入れたまま処分すると、他の金属と接触したりすることで、ショートや発熱、発火を引き起こす可能性があります。
取り外した電池はセロハンテープで覆うように貼り付けて絶縁し、自治体のゴミ回収で処分しましょう。
取り外しは、腕時計の取扱説明書を参照して自分で行うか、時計店に依頼すると安全です。
腕時計の材質で処分方法が変わる
部品名 | 処分方法 |
---|---|
金属部分 | ・燃やさないゴミ ・資源ゴミ |
革製や布製バンド | ・燃やすゴミ |
スマートウォッチなど | ・燃やさないゴミ |
腕時計は燃やさないゴミや不燃ゴミとして処分することを定めている自治体が多いです。
腕時計の本体は金属や電子部品が含まれているため、燃やせるゴミとして処分しないように注意しましょう。
また、スマートウォッチを処分する際は、データ消去が必須です。データ消去せず処分すると個人情報やデータが流出するリスクがあります。
腕時計の処分費用の相場
ここでは、腕時計の処分費用について紹介します。
腕時計の処分は、小型家電リサイクル回収ボックスや自治体のゴミ回収が現実的な無料の処分方法です。
一方で、腕時計以外に不用品がある方は、全てまとめて処分できるため、手間も含めるとお得な方法と言えます。
ブランド品や状態の良い時計は、買取してもらうことで処分費用を抑えられます。
腕時計の処分は、腕時計のブランドや種類、状態のほか、ご自身の状況も考慮して、総合的に判断するようにしてください。
処分方法 | 相場 |
---|---|
不用品回収業者 | 10,000円〜30,000円 |
自治体のゴミ回収 | 無料 |
小型家電リサイクル回収ボックス | 無料 |
家電量販店 | 500円程度 |
リサイクルショップ | 数百円~数千円の収入 |
オークション・フリマ | 数百円~数千円の収入 |
腕時計の買取り専門店 | 数百円~数十万円の収入 |
友人に譲る | 無料 |
腕時計の処分なら「不用品なんでも回収団」へ!
腕時計の8つの方法で処分できますので、ご自身の状況に合わせて選択してください。
電池式腕時計を処分する際は、ショートや発熱、発火を引き起こす可能性があるため電池を取り外してから行うようにしてください。
腕時計以外にも、引越しや断捨離で処分したいものがある方は、不用品回収業者へ依頼する方が手間や時間などトータルで見るとお得です。
腕時計やその他不用品の処分は、ぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。
>>>不用品なんでも回収団への無料お見積りはこちら!