エディオンの家電引き取りサービスについて解説します。
家電の引き取りには品目によって費用が変わります。
また、エアコンや冷蔵庫などの家電リサイクル法の対象品目は、購入元や状況によっても費用が変わるため、費用の把握は少し複雑です。
それぞれの家電の処分費用についてわかりやすくまとめたので、いくらで処分できるかがわかるようになります。
エディオンの家電引き取りサービスを理解するために、ぜひ参考にしてください。
エディオンの家電引き取りサービスの対象品目
エディオンで引き取りができる家電には、6つの分類があります。品目やサイズ、条件によって分類が変わります。
引き取りできない品目についても解説していますので、参考にしてください。
家電リサイクル法対象の家電
エディオンでは、「家電4品目」と呼ばれる家電リサイクル法の対象の家電すべての回収に対応しています。
家電4品目とは以下の通りです。
■家電4品目
- テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
- エアコン
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・乾燥機
これらの家電製品は、一般家庭や事務所で不要になった際に、リサイクルが義務付けられています。リサイクル料金や収集・運搬料金がかかります。
また、テレビは製造メーカーによってリサイクル料金が異なるので、製造メーカー名を確認しておきましょう。
冷蔵庫とテレビは容量やサイズによっても料金が異なります。
小型家電
小型家電かどうかは以下の条件を満たしている必要があります。満たしていれば回収可能です。
■小型家電の条件
- 縦+横+高さの合計が120cm以下で重さが10kg以下
- 取り外し工事不要で使用できるもの
- 一人で運べるもの
小型家電の対象品目は以下のような分類から100品目以上あります。電池や電気で動くものであれば550円で回収してもらえます。
分類 | 品目の例 |
---|---|
情報通信機器 | スキャナやプリンターなど |
映像用機器 | DVD・HDDレコーダーなど |
音響機器 | スピーカーやヘッドホンなど |
理美容・健康機器 | ヘアーアイロンやヘアドライヤーなど |
調理家電 | 炊飯ジャーや電子レンジなど |
家事家電 | アイロンや布団乾燥機など |
季節・空調機器 | ガスストーブや空気清浄機など |
照明機器 | シーリング照明など |
カー用品 | ETCユニットやカーナビなど |
その他 | 電動工具や時計など |
中型特殊家電
中型家電かどうかは以下の条件を満たしている必要があります。満たしていれば回収可能です。
■中型特殊家電の条件
- 縦+横+高さの合計が150cm以下で重さが20kg以下
- 取り外し工事不要で使用できるもの
- 一人で運べるもの
中型家電の対象品目はあまり多くなく、以下の6品目です。電池や電気で動くものであれば1,100円で回収してもらえます。
- ディスプレイモニター(ブラウン管 23型以下)
- ガス給湯器
- 石油ファンヒーター
- 電気カーペット(2畳以上)
- 家具調コタツ
- シャンデリア(5kg以上)
大型特殊家電
大型家電かどうかは以下の条件を満たしている必要があります。満たしていれば回収可能です。
■大型特殊家電
- 縦+横+高さの合計が370cm以下で重さが90kg以下
- 取り外し工事不要で使用できるもの
- 2人で運べるもの
中型家電の対象品目は以下の9品目です。電池や電気で動くものであれば4,400円で回収してもらえます。
- ディスプレイモニター(24型以上)
- コピー機
- 複合機
- リア投射型プロジェクションテレビ
- チューナーレステレビ(40V型以上)
- 電子ピアノ(88鍵以上)
- 電動フィットネスマシーン(乗馬型含む)
- マッサージチェア
- 床暖房機器
特殊家電
特殊家電かどうかは以下の条件を満たしている必要があります。満たしていれば回収可能です。
■特殊家電の条件
- 縦+横+高さの合計が150cm以下で重さが20kg以下
- 取り外し工事不要で使用できるもの
- フロンやオイル等の処理困難物を含んだもの
特殊家電の対象品目は以下の3品目です。電池や電気で動くものであれば2,200円で回収してもらえます。
- オイルヒーター
- 除湿機(フロン使用機器)
- 冷風機(フロン使用機器)
無料で引き取り可能な家電
携帯電話やデジタルカメラなどの電子部品が多用されている家電は特定品目として無料で回収してくれます。
特定品目には以下のような約40品目あり、レアメタルなどの貴金属が含まれているため、大切な資源として再生利用されます。
■無料で引き取り可能な家電
- タブレットや携帯端末
- パソコン本体やHDD
- テレビドアホンやドアモニター
- モデム・ルーター(無線、有線)
- PC用スピーカーやマイク
- テレビゲーム機やポータブルゲーム機
- ビデオカメラやドライブレコーダー
- ICレコーダー 携帯音楽プレーヤー
パソコン本体は、無料で回収してもらえる特定品目のひとつです。
自作パソコンでも無料で回収してもらえますが、HDDやCPU、マザーボード、グラフィックボードの内で3つ以上を含むものに限ります。
モニターや液晶ディスプレイは、無料回収の対象外となるので注意しましょう。あくまで本体のみが対象です。
引き取り不可の家電
エディオンでも回収ができない家電があり、以下のような条件があります。
■引き取り不可な家電
- 三辺の長さの合計が370cmを超えるもの
- 重さが90kgを超えるもの
- 搬出に2人では無理なもの
かなり大きな家電のため、エディオンで引き取りできない家電を処分するのであれば、不用品回収業者も検討ください。
家電や家具の処分におすすめの不用品回収業者ランキングはこちら!
エディオンの家電の引き取り費用
エディオンに家電を引き取ってもらう際の費用を解説します。家電のリサイクル料金と収集運搬費用の2つがありますが、少しわかりにくいです。
わかりやすくまとめましたので、参考にしてください。
家電のリサイクル料金
区分 | 費用(税込) |
---|---|
家電リサイクル法対象の家電 | 990円~4,730円 |
小型家電 | 550円 |
中型家電 | 1,100円 |
大型家電 | 4,400円 |
特殊家電 | 2,200円 |
特定品目 | 無料 |
小型家電リサイクル利用券 | 1,870円 |
エディオンの家電リサイクル料金は、家電リサイクル法対象の家電以外であれば一律料金で回収してくれます。
家電リサイクル法対象の家電は、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど、家電種類やサイズによって料金が異なります。
個別に料金がいくらになるかについては、以下の表にて確認しておいてください。
品目 | 区分 | リサイクル料金(税込) | |
---|---|---|---|
ブラウン管テレビ | パナソニック LG 東芝など |
16型以上 | 2,420円 |
15型以下 | 1,320円 | ||
ソニー 日立 シャープ 三菱など |
16型以上 | 2,970円 | |
15型以下 | 1,870円 | ||
液晶テレビ プラズマテレビ |
16V型以上 | 2,970円 | |
15V型以下 | 1,870円 | ||
有機ELテレビ | 16V型以上 | 2,970円 | |
15V型以下 | 1,870円 | ||
冷蔵庫・冷凍庫 | 171ℓ以上 | 4,730円 | |
170ℓ以下 | 3,740円 | ||
洗濯機・衣類乾燥機 | 区分なし | 2,530円 | |
エアコン | 区分なし | 990円 |
家電の収集運搬料金
引き取りに関しては、以下の家電の状況によって区分が異なります。
- 処分する家電と同じ家電を買い替える
- 処分する家電と違う家電を買う
- 上記の配送場所と引き取り場所が同じか違うか
- エディオンで購入した家電を引き取ってもらう
- エディオンで購入していない家電を引き取ってもらうか
- 店頭持ち込み
また、家電の収集運搬費は4品目を処分する際にかかってくる費用で、以下のグループによって費用が変わります。
- テレビ32インチ以下・冷蔵庫250L以下・エアコン・乾燥機
- テレビ33インチ以上・冷蔵庫251L以上・洗濯機
区分とグループの掛け合わせによって収集運搬費用が変わりますので、以下の表を参考にしてください。
区分 | 収集・運搬料金 |
---|---|
買い替え(引き取り場所が同じ) | ①:1,100円 ②:1,650円 |
買い替え(引き取り場所が違う) | ①:2,200円 ②:2,750円 |
別家電の購入(引き取り場所が同じ) | |
別家電の購入(引き取り場所が違う) | |
引き取りのみ (エディオンでの購入家電) |
|
引き取りのみ (エディオン以外での購入家電) |
①:3,300円 ②:3,850円 |
店頭持ち込み | 1,100円or2,200円 |
エディオンに家電を引き取ってもらう方法
エディオンに家電を引き取ってもらう方法は4パターンあります。
こちらでは、4パターンをすべて解説していきます。
エディオンの店舗へ持ち込む
エディオンに家電を持ち込んで処分する場合でも、リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。
引き取るリサイクル品が過去にエディオンで購入した商品かそうでないかで金額が変わります。必ず事前にエディオンの店舗に電話などで持ち込みが可能か、必要な手続きなどを確認しましょう。
持ち込み可能であったとしても、ご自身での積み込みと搬入は必要です。
買い替えの配送時に引き取ってもらう
エディオンで新しい家電を購入する際には、古い家電を引き取ってもらえます。新しい家電の配送と同時に引き取ってもらえるため、手間がかかりません。
また、購入手続きと同時に処分の手続きができるので、スムーズに処分できます。配送場所と回収場所が違うケースでは、費用が若干高くなるという点は押さえておきましょう。
出張回収を依頼する
エディオンでは、ご自宅まで直接家電を引き取りに来てくれる出張回収サービスを行っています。
ご自宅から動かず、家電の処分が可能です。大型で重い家電でも、スタッフが安全に運び出してくれます。このサービスは買い替えを検討していない方でも利用できます。
ただし、日時はスタッフのスケジュール次第で決定されるという点は注意してください。
ダンボールに入れて宅配便で送る
エディオンにはダンボール箱に不要な家電を入れて発送できるサービスもあります。申し込みの翌日以降の指定日に佐川急便が回収に来てくれます。
申し込みの際には事前に「小型家電リサイクル利用券」をネットから購入してください。購入後、エディオンの申し込みページから行えます。
ダンボール箱のサイズ制限は、3辺の合計が160cm・重量30kg以内です。制限内であれば、何点入れてもOKです。
対象品目はパソコン、携帯電話、ビデオ、オーディオ、キッチン家電、生活家電など400品目以上。パソコンはデータ消去サービスがあるので安心です。
家電・家具処分は「不用品なんでも回収団」もおすすめ!
エディオンの家電回収サービスについて徹底的に解説しました。
家電であれば、エディオンで購入の有無にかかわらず回収可能です。ただし、かなり大きな家電は処分できません。
「不用品なんでも回収団」なら、大きく重量がある家電だけでなく、家具や断捨離で出た大量の不用品もまとめて回収可能です。
家まで回収に来てくれますし、運び出しも全て対応。依頼してから即日から数日で処分できます。
手間をかけずにサクッと処分するなら、ぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。
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エディオンで電子レンジの家電引き取りはできますか?
エディオンでは電子レンジは小型家電として引き取りが可能です。550円のリサイクル料金がかかります。
縦+横+高さの合計が120cm以下で、重さが10kg以下の条件を超えるようであれば、中型家電となります。リサイクル料金は1,100円です。
上記料金は持ち込みの場合の料金なので、回収を依頼するのであれば、別途、出張回収費用がかかります。
自宅まで回収に来てくれるので、自分で運ぶ手間が省けるため、運搬が面倒という方は回収の依頼をおこなってください。 -
エディオンで冷蔵庫を引き取るにはいくらかかりますか?
冷蔵庫の処分にはおおよそ5,000円~8,500円の間の費用で処分できます。
新しくエディオンで冷蔵庫を購入し、設置場所と冷蔵庫の回収場所が一緒なのであれば、以下の費用がかかります。
・170ℓ以下:4,840円
・171ℓ以上:5,830円
・251ℓ以上:6,380円
エディオンで何も購入せずに、エディオン以外で購入した冷蔵庫を引き取ってもらうのであれば、以下の通り費用がかかります。
・170ℓ以下:7,040円(店頭持ち込みは5,940円)
・171ℓ以上:8,030円(店頭持ち込みは6,930円)
・251ℓ以上:8,580円(店頭持ち込みは6,930円)
過去にエディオンで購入した冷蔵庫を店頭に持ち込むのであれば、
・170ℓ以下:4,840円
・171ℓ以上:5,830円
・251ℓ以上:5,830円
上記以外の冷蔵庫であれば、以下の費用が発生します。
・170ℓ以下:5,940円
・171ℓ以上:6,930円
・251ℓ以上:7,480円
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エディオンで下取りはありますか?不用品回収とどう違いますか?
2024年10月現在では、エディオンでの下取りはありません。 以前は、年式によって下取りを行っていた時期もありましたが、現在は終了しているようです。
エディオンの回収サービスと不用品回収の違いは以下の通りです。
【エディオンの回収サービスの特徴】
・家電製品のみを対象
・買取に対応していない
・時間や日時指定ができないことも
・家電購入時であればお得に処分可能
【不用品回収の特徴】
・家電製品だけでなく、家具や衣類など、さまざまな不用品が対象
・買取に対応している業者もあり
・即日~数日で対応
・単品回収やパック回収など幅広い回収プランがある
特徴にあわせてサービスを選ぶようにしましょう。簡単手軽に回収を依頼するのであれば不用品回収業者がおすすめです。