粗大ゴミをトラックパックや積み放題によって回収する方法についてご紹介します。
引っ越しや断捨離で大量の不用品が出た時には、処分の方法に頭を悩ませるものです。お得に、そして迅速に大量の粗大ゴミを処分する方法を解説していきます！ぜひ参考にしてください。
粗大ゴミ回収のトラックパック・積み放題とは
粗大ゴミ回収のトラックパック・積み放題プランは、より多くの粗大ゴミや不用品を一度に回収してくれるお得なサービスです。ただ、どのくらいの量が回収可能なのかは業者によって異なります。
不用品回収業者がトラックパック・積み放題で使用しているトラックは、業者によってトラックのサイズや規格、積める物量に差があります。依頼する前に自身が処分したい量の不用品を積めるプランかどうかを確認する必要があるでしょう。
トラックパック・積み放題が向いている人の特徴をまとめました。下記に当てはまる方はぜひトラックパック・積み放題を検討してみましょう。
- 大量の粗大ゴミをまとめて処分したい人
- すぐに粗大ゴミを回収してほしい人
- 事前に分別・搬出作業をしたくない・できない人
- 処分したい粗大ゴミが当日までに増える可能性がある人
- 粗大ゴミと他の不用品をまとめて処分したい人
粗大ゴミ回収のトラックパック・積み放題の料金相場
トラックパック・積み放題の料金相場と積載量の目安を表にまとめました。
| トラックの種類 | 料金相場 | 積める量 | 間取り |
|---|---|---|---|
| 軽トラック(平) | 15,000円〜20,000円 | 約1㎥ | 1R |
| 軽トラック(幌) | 20,000円～30,000円 | 約2.5㎥ | 1R・1K |
| 1tトラック（平） | 20,000円〜35,000円 | 約1.7㎥ | 1R・1K |
| 1tトラック（箱 | 30,000円〜50,000円 | 約3.6㎥ | 1K・1DK |
| 1.5tトラック（平） | 40,000円〜55,000円 | 約3㎥ | 1K・1DK |
| 1.5tトラック(箱) | 50,000円〜60,000円 | 約8㎥ | 1DK・1LDK |
| 2tトラック（平） | 50,000円〜70,000円 | 約5㎥ | 1DK・1LDK |
| 2tトラック（箱） | 65,000円〜80,000円 | 約14㎥ | 2DK・2LDK |
| 4tトラック（平） | 100,000円〜 | 約10㎥ | 2DK・2LDK |
| 4tトラック（箱） | 130,000円〜 | 約27㎥ | 一軒家 |
- （平）…屋根がなく、平たい荷台
- （箱）…平らな荷台の上に金属の枠組みを付け、帆布をかぶせてある車両
- （幌）…荷台部分にアルミ製の箱がついている車両
当然依頼する業者によって、金額や積載量は多少前後します。
どの不用品回収業者に依頼するとしても、料金表を見て「自分もこれくらいかかるんだ」と決めつけて申し込むの危険です。必ず見積もりを依頼して、必要費用を確認したうえで依頼先を決めてください。
粗大ゴミ回収のトラックパック積載量
粗大ゴミ回収のトラックパック積載量についてご紹介します。
トラックに積むことができる積載量は、トラックのサイズによって異なります。荷物の量や部屋の大きさによって選ぶトラックのサイズを変えなければなりませんので、以下の情報をぜひ参考にしてください。
軽トラックパック
一般に「軽トラ」と略される軽トラックは、大抵は最大の積載量が350kg以下です。通常一人暮らしの引っ越しで350kgを超えることはないと言われていますので、1Kや1Rの部屋サイズの不用品回収には軽トラックパックがおすすめです。
積み込める家具や家電の目安としては、以下の表を参考にしてください。
| 品目 | 品目サイズや備考 |
|---|---|
| 冷蔵庫 | 高さが100㎝～130センチ程度のもの |
| 洗濯機 | 5～8キロ程度の洗濯機 |
| テレビ | 32インチ程度までの大きさなら望ましい |
| オーブンやレンジ類 | ー |
| ベッドの枠・ベッドマット | 分解・組み立て可能なベットは積みやすい |
| 掃除機 | ー |
| デスク・チェア | 小型のデスク・チェアなら積載可能 |
| ダンボール | その他の日用品をまとめたもの |
| キッチン用品 | 段ボール2箱分くらいにまとめたもの |
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1.5tトラックパック
軽トラックの次に大きなサイズなのが、1.5tのトラックパックです。先ほどの軽トラックよりももう少し多く荷物を載せることができ、目安としては1DKの部屋の荷物量。
一人暮らしはもちろん、カップルや若い夫婦が生活している部屋の引っ越しや不用品回収にピッタリのトラックです。積み込める家具や家電の目安としては、以下の表を参考にしてください。
| 品目 | 品目サイズや備考 |
|---|---|
| 冷蔵庫 | 高さが100㎝～130センチ程度のもの |
| 洗濯機 | 5～10キロ程度のサイズ |
| ベッドとマットレス | 分解・組み立て可能なベットは積みやすい |
| テレビとテレビ台 | 46インチ以下のサイズが望ましい |
| オーブンや電子レンジ類 | ー |
| 収納タンス | 4段くらいの中型サイズのタンスなら積載可 |
| デスクとチェア・パソコン類 | ー |
| ソファ | 1人掛け用か1.5人掛け用の小型のもの |
| ダンボール10～20個 | 日用品を詰めたもの |
2tトラックパック
さらに大きなサイズでは2tトラックパックがあり、より多くの不用品を積み込みたい方におすすめ。
一般的に2tトラックの積載量は、約2～2.9t程度と言われており、回収量の目安としてはファミリー向けの1LDK～2LDKの間取りの荷物を積載可能です。1.5tよりも大きなサイズの家具を積むことができます。
積み込める家具や家電の目安としては、以下の表を参考にしてください。
| 品目 | 品目サイズや備考 |
|---|---|
| 冷蔵庫 | 大型の冷蔵庫も可 |
| 洗濯機 | ドラム式などの大型のものも可 |
| 食器棚 | 高さが150センチ以上のものでも可 |
| テレビ・テレビ台 | ー |
| ベッド・マットレス | 分解・組み立て式でないベッドでも積載可能 |
| 靴箱 | 家族4人分の靴が入る靴箱程度 |
| 洋服タンス・収納ケース | ー |
| 自転車 | 大人用の自転車1台は可能 |
| ダンボール20個程度 | 日用品を詰めたもの |
4tトラックパック
より処分する不用品が多い場合には、一番大きなサイズの4tトラックパックがおすすめです。
一般的には大体4t程度の積載量まで可能なトラックで、かなりの量の荷物が積み込めるのが特徴です。一般的なファミリー層の荷物の量は十分積み込める大きさで、目安としては3LDK程度の間取りの荷物はすっぽり入るでしょう。
積み込める家具や家電の目安としては、以下の表を参考にしてください。
| 品目 | 品目サイズや備考 |
|---|---|
| 冷蔵庫・洗濯機 | ー |
| テレビ・テレビ台 | ー |
| エアコン・室外機 | 2～3台積み込み可 |
| 収納タンス・靴箱 | ー |
| 食器棚 | 大型のものでも可 |
| テーブルセット（チェア） | 4人掛けの大型テーブルセットも可 |
| ソファ | 4人掛けのの大型のものも可 |
| キッチン用品・その他の家具 | キッチン家電も諸々可 |
| ダンボール20個～30個程度 | 日用品を積み込んだもの |
粗大ゴミ回収でトラックパック・積み放題がお得な理由
粗大ゴミ回収でトラックパック・積み放題がお得な理由についてご紹介します。
トラックパック・積み放題を利用する予定があるなら、まずはプラン利用のメリットを知っておきましょう。ぜひ依頼前の参考にしてください。
諸経費が込みだから
多くの不用品回収業者では、トラックパック・積み放題のプランでは全ての諸経費込みで対応しています。料金の中に、スタッフの人数費用・車両費・処分費用なども含まれているため、お得に利用できます。
通常、不用品回収の料金が高くなりがちなのは、諸経費が別々に加算される場合が多いからです。より多くの不用品を回収してもらうためには、諸経費込みのプランを使う方がお得です。
1点ずつではなくトラック1台での料金だから
トラックパック・積み放題プランがお得な理由は、不用品1点ずつの料金ではなく、トラック1台での料金の計算になるからです。たとえ大量に不用品があったとしても、一度でまとめて積み込むことが可能。
かなり多くの不用品をまとめて処分したい方、自分だけでは運べない量の不用品がある方におすすめです。
追加の粗大ゴミでも無料で処分できることもあるから
不用品回収のトラックパック・積み放題プランは、追加の粗大ゴミでも無料で処分できることがあります。これはトラックに載せることができるものならOKということで、何とも嬉しいサービスです。
不用品回収の当日になって処分したい不用品が増える可能性もあり、そんな時に「これもまとめて持って行って欲しい…」なんてものも気軽にお願いできてしまいます。
トラックパックで粗大ゴミ回収を依頼する際の注意点
トラックパック・積み放題で粗大ゴミ回収を依頼する際の注意点についてご紹介します。
多くの不用品を処分する際に助かるトラックパックプランですが、依頼する場合には幾つかの注意点を理解しておく必要があります。後々のトラブルを避けるためにもチェックしておきましょう。
リサイクル家電は別料金になる場合がある
一般的にトラックパック・積み放題プランに含まれている料金は、「車両費」「人件費」「処分費」です。ただ家電も一緒に回収してもらった場合、「家電リサイクル法」の対象になっているエアコンやテレビなどは、リサイクル料金の支払いが必要になります。
これはプランの料金の中に含まれていないことが多く、一般的には別料金ですので注意が必要です。またこのリサイクル料金は、製造メーカーによって異なるため、見積もりの際に入念にチェックしてください。
回収できない不用品もある
比較的なんでも回収してくれると思われがちなトラックパックプランですが、業者によっては回収できない不用品も存在しますので要注意です。一般的に不用品回収業者がNGとしている品目と一致しており、事前チェックが必要です。
- 液体類や食品系
- 生ゴミ
- ガソリン
- 医療廃棄物
- 危険物とされるもの
追加料金がかかる場合がある
多くの諸経費が含まれているトラックパック・積み放題プランですが、業者によっては追加料金が掛かる場合があります。
その内容は、「分別・搬出」料金。すべての業者ではありませんが、不用品の搬出や積込、分別などを作業スタッフに依頼する場合には、この料金が追加される可能性があります。
またエアコンの取り外しや深夜・早朝の作業にも料金が必要になりますし、エレベーターがない高階層の場合は階段を使って運ばなければならず、人手が余分に必要なためスタッフの追加料金が掛かることも。見積もりの際に確認しておきましょう。
住まいの環境によっては利用できないことがある
家の周囲の状況によっては、トラックパック・積み放題プランを利用できない場合もあります。
例えば、家の前の道路が狭くて4tトラックが入らない場合、不用品が多いにもかかわらず、4tトラックパックが利用できない可能性もあります。これは見積もりの際に分かることですが、事前に伝えておく必要もあるでしょう。
ただ業者によっては4tトラックが入らなくても、2tトラックを何回か使用して運んだり、軽トラを利用して3回運ぶなど柔軟に対応できる業者もあります。対応策があるかどうか聞いてみるとよいでしょう。
粗大ゴミ回収でトラックパックをよりお得に使うコツ
粗大ゴミを処分するという行為に、できる限りお金はかけたくないものです。
最後に、不用品回収業者に粗大ゴミの処分を依頼するとき、安くできるコツをご紹介します。
「相見積もり」をとる
粗大ゴミ回収のトラックパックをお得に利用するためには、まず「相見積もり」を取ることをおすすめします。
「相見積もり」とは、依頼する前に1社ではなく複数の業者に見積もりを頼むことです。そしてそれぞれの業者が提出した見積書の内容と金額を比較検討し、最終的にどこに依頼するかを決めます。
そうすることでサービス料金が妥当な業者を見分けることができ、よりお得にトラックパックを利用できるのです。
買取サービスを利用する
わざわざリサイクルショップに相談しなくても、粗大ゴミの処分とあわせて買取サービスも行っている不用品回収業者があります。
1つの業者に一括してお願いできるので、手間がかからず便利です。有料で買い取ってもらえる粗大ゴミがあれば、不用品回収費用と相殺して、安く回収してもらうことができます。
たとえ数百円でも、お金になるのであればお得です。
自分でできることは済ませておく
業者に回収作業を丸投げすることはできますが、作業員の負担を自分が代わりに補うことで料金を安くできます。たとえば、このような方法です。
- 粗大ゴミを事前に1階に降ろしておく→「階段料金」をなくす
- 搬出作業を手伝う→「スタッフ追加料金」を減らす
- 事前に分別・梱包しておく→「梱包費」をなくす・作業時間短縮
絶対にやってくださいというわけではないですが、実際の作業を自分で負担することで、作業料金を抑えるという方法です。
多少しんどくても、少しでも安くしたいという方は、不用品回収業者の方に見積もりの段階で相談してみましょう。
不用品なんでも回収団のトラックパックで粗大ゴミ回収が楽々
粗大ゴミ回収をトラックパックや積み放題によって回収する方法についてご紹介しました。
大量の不用品が出た時は処分の方法に頭を悩ませるものですが、お得に大量の粗大ゴミを処分するにはトラックパック・積み放題プランがおすすめです。不用品回収に必要な様々な料金が含まれていますし、荷物の量に合わせてトラックのサイズも選ぶことができるのが嬉しいポイント。
ただトラックパックに対応している不用品回収業者の中には、追加料金などを不正に請求する悪徳な会社もあります。ですから、信頼できる不用品回収業者を見つけるためにも事前の見積もりや相談は必須です！
不用品回収のプロ「不用品なんでも回収団」なら、希望日に家まで回収に来てくれ、即日対応も可能。ご洲団やお見積もりももちろん無料です！お気軽にお問い合わせください。
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実家の不用品をトラックパックでまとめて回収してもらいたいのですが、追加料金を出せば生ゴミなども引き取ってもらえるのですか？
多くの不用品回収業者では生ゴミの回収は対応しておりません。
しかし、不用品なんでも回収団では、生ゴミも一緒に回収可能です。
料金については、お見積りで正確な金額を提示させていただきますので、まずはご相談ください。
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不用品と一緒にエアコンなどの家電も引き取ってもらいたいのですが、どんなエアコンでも大丈夫ですか？
もちろん不要な家電も引き取り可能です。
ただ「家電リサイクル法」の対象となっている家電の場合、リサイクル料金が必要となります。追加料金となる場合がありますので、ご了承ください。
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トラックパックを利用して不用品回収をしてもらいたいのですが、家に物が多すぎて、どのサイズのトラックを依頼したらいいか分かりません。
ご心配には及びません。
粗大ゴミ回収のトラックパックをご利用の場合でも、事前にスタッフが見積もりをして、どのくらいの不用品があり、どのサイズのトラックに積み込めるかを確認致します。
料金の概算を事前に確認して頂けますので、ご安心ください。
