本記事では、40代から始める終活について紹介します。
40代から終活を始める際は、断捨離や整理整頓から少しずつスタートしていくのがおすすめです。しかし、急に終活と言われても何から始めて良いか悩む方も多くいます。
そこで今回は、40代から終活を始めるべき理由と共に、成功させるためのコツや断捨離のポイントなどをまとめました。また、メリット・デメリットも解説しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
40代から終活を始める理由
40代からの終活は、早すぎると感じる方も少なくありません。しかし、40代から始める人もいて、早い段階で終活を始めるのには、さまざまな理由があります。
以下で、詳しい内容を見ていきましょう。
人生の折り返し地点
「人生100年時代」と言われる中、40代は人生の折り返し地点と言われています。年齢を重ねてからの終活は体力的にもキツく、40代で始めることで多くのメリットが得られます。
残りの人生をどう生きるかを考える良い機会にもなるため、40代からの終活は非常におすすめです。人生半ばのタイミングで終活をすることで、新しいスタートも切れます。
40代の終活は心も生活もリフレッシュして、明るい未来を手に入れるチャンスです。
親の介護や相続が見えてくる時期
40代は人生の折り返し地点と共に、親の介護や相続が見えてくる時期でもあります。親のことを整理するタイミングは、自分の終活スタートにもピッタリです。
また、介護や相続などによってバタバタする前に、自分のことをしっかりと片付けられていれば、親の問題をスムーズに解決できるようになります。
心に余裕がないと問題解決に時間がかかったり、気持ちが整理できなくなったりします。
子育てがひと段落
結婚・育児を経験している方にとっては、40代は子育てがひと段落する時期でもあります。子供が小中学生以上になれば自分でできることも徐々に増え、手もかからなくなってくるはずです。
終活をスタートさせるには、まとまった時間も必要になってくるので、余裕のある40代頃から始めておくとスムーズに進められます。
早い段階で終活を始めておけば、後になって年齢を重ねたときにも困りません。
40代の終活を成功させるためのコツ
40代の終活を成功させるためには、自分で手に負えないときは一人で抱えず、誰かに頼ることが非常に大切です。以下でその他の内容も含め、詳しく解説していきます。
計画を立ててから進める
40代からスムーズに終活をするなら、計画を立てて順序良く進めていきましょう。基本的な終活の流れや手順は、以下の通りです。
- エンディングノートを作成する
- 不要なものを処分する
- 資産や財産を整理する
- 保険や医療の見直しをする
- 余生の計画を立てる
最初にエンディングノートを作成すれば、やるべきことも分かり、手順良く進められるようになります。
終活は人生の終わりに向かって進めるもので、ネガティブなものだと捉えられがちですが、実際には残りの余生を楽しく生きるためのポジティブなものです。
不要なものを捨てるなど「終」に向かうためのものだけでなく、「活」を意識できるために余生の計画もしっかりと立てましょう。これは、明るい未来を手に入れるためには必須です。
まずはミニ断捨離から始める
40代から終活を始めるのであれば、「ミニ断捨離」からスタートしましょう。最初から意気込んで一気に断捨離をしようとしても、疲れて失敗してしまいます。
まずは、確実に不要なものから処分をするなど、少しずつ整理整頓を進めていきましょう。断捨離をする際はゴミ捨ても必要なので、自身の体力を考慮しながら進めてください。
プロを頼るのも1つの手
大きな家具・家電や不用品を処分したいときは、プロを頼るのも1つの手です。不用品回収業者の中には、「生前整理」や「遺品整理」を行っているところも多々あります。
不要なものを一気に回収してくれるので、断捨離の際には非常におすすめです。不用品回収業者は多数あるので、見積もりなどを取得して信頼できるところを選びましょう。
また、実績やスタッフの対応の良さなども確認しながら選ぶことが大切です。
口コミの良い業者はこちらからチェック！
【断捨離】40代の終活で整理するものリスト
40代の終活の際、断捨離で整理するものリストは以下の通りです。
- 若い時に着ていた服
- サイズの合わないフォーマルウェア
- 古い書類・説明書類
- 思い出の品
- 誰からもらったか分からない物
若い時に着ていた服、サイズの合わないフォーマルウェアなど、確実に使わない物から優先して処分しましょう。その他、既に使っていない家電の説明書や古い書籍も処分がおすすめです。
思い出の品は捨てにくい気もしますが、写真に撮影して残すなどして、思い切って処分を検討してみてください。また、誰からもらったか分からない頂き物も処分しましょう。
断捨離のやり方はこちらの記事をチェック！
断捨離以外で40代がやっておくべき終活
断捨離は、終活の重要な一歩ですが、他にも準備しておくべきことがたくさんあります。40代からエンディングノートの作成などを始めておくと、よりスムーズな老後を送ることが可能です。
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
エンディングノートを作成する
エンディングノートは自分の人生の記録であり、家族へのメッセージです。葬儀や墓についての希望や預金口座や保険の情報、連絡先リストなどを記載します。
家族に想いを伝えられるだけでなく、その後の手続きなどをスムーズに進めるためにも必要なものです。40代で完成させる必要はないので、少しずつ書き進めましょう。
エンディングノートは、一度で書ききらなければならないものではありません。早い段階から用意しておくと、その都度書きたい内容を記していくことができます。
財産・資産を把握する
財産・資産を把握しておくことは、相続や将来の生活設計に役立ちます。子供たちや残された人に託す財産を把握できるのはもちろん、これからの計画を立てるためにも必要です。
現金預金だけでなく、不動産や株式など保有している財産はすべて書き出しておきましょう。総資産を把握すれば、老後の計画や葬儀に関する内容も少しずつ決められます。
40代だと、これから資産が増えていくことも考えられるので、定期的に見直すのがおすすめです。
デジタル情報を整える
整理整頓が必要なのは、物だけではありません。スマホやPCに含まれるデジタル情報も整理が必要になるので、この機会に整えておきましょう。
SNSやメール、写真などのデジタル情報を整理しておくと、家族の負担を減らすことにつながります。不要なデータは削除し、ログインが必要なものは情報を整理しましょう。
パスワードなどのログイン情報を家族に伝えられるようにすると、万が一の際も安心です。
人間関係を整理しておく
40代の終活においては、人間関係を整理しておくことも大切です。人間関係を見直すと心の負担が減り、より豊かな老後を送ることができます。
何年も連絡を取っていない人は連絡先リストから消したり、一度連絡をしてみてから検討したりしましょう。ただし、無理に関係を断ち切る必要はありません。
これから、まだ長い人生が待っているので、迷ったときは連絡先を残しておくのがおすすめです。
40代からの終活にはメリットがいっぱい
40代からの終活には、以下のようなメリットがあります。
- 心が軽くなる
- 将来への不安を軽減できる
- 新しいスタートを切れる
- 家族への負担を減らせる
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
心が軽くなる
不要なものを手放すと精神的な負担が減り、心が穏やかになります。過去にとらわれず、未来に目を向けることができるのも大きなメリットです。
過去を象徴するような不要なものを手放せば、未来への希望も抱きやすくなります。残りの人生をストレスなく過ごすためにも、早い段階で終活を行いましょう。
断捨離をすれば、物理的なスペースも増えて快適な生活を送れるようになります。
将来への不安を軽減できる
自分が亡くなった後に家族が困らないように準備しておけば、将来への不安を軽減できます。財産や資産を事前に把握できれば、老後も安心して過ごせるのもメリットです。
今後の計画もスムーズに立てられるようになり、後悔のない人生を送れます。40代からの終活は、最期のときまで幸せに過ごしたい方にもおすすめです。
新しいスタートを切れる
人生の後半戦を自分らしく生きることができるのも、40代から終活を行うメリットの1つです。終活を通して自分の人生を振り返り、これからの生き方を考えるきっかけを作れます。
物や時間にゆとりができれば、新しいことに挑戦する機会を増やすことも可能です。不要な人間関係を整理することで、本当に大切な人たちとの時間も大切にできます。
家族への負担を減らせる
葬儀やお墓のことなど、自分の希望を家族に伝えておけば、家族の負担を軽減できます。相続問題なども事前に解決できるので、トラブルを未然に防げるのも大きなメリットです。
終活は自分だけでなく、家族のためのものでもあるので、じっくりと時間をかけながら進めましょう。迷ったときは、家族と相談しながら行うのも1つの手です。
40代の終活のデメリット
40代の終活には、以下のようなデメリットがあります。
- 心理的・体力的な負担がかかる
- 周囲との意見の相違が生まれやすい
- まとまった時間が必要になる
- 経済的な不安が出る
終活は人生の終わりを意識することになり、心理的な負担が大きくなる方も少なくありません。不安な気持ちにならないよう、ポジティブに考えながら進めることが大切です。
また、まとまった時間も必要になり、断捨離などを行う際は体力的な負担もかかります。40代と早い段階から終活をスタートしていることを最大限に活かし、少しずつ進めましょう。
身の回りの整理を行うと、家族や周囲との意見の相違が生まれやすい点にも注意が必要です。「自分がどうしたいか」を中心に考えつつ、周囲の意見も取り入れましょう。
財産や資産の整理を行うと、経済的な不安も出やすいものです。しかし、40代の終活のタイミングで経済的な不安があるなら、これから見直していくことができます。
断捨離で出た不用品の処分は「不用品なんでも回収団」にお任せ！
今回は、40代の終活について解説しました。
40代で終活をスタートさせるためには、断捨離から始めるのがおすすめです。断捨離で出たゴミや不用品の処分は、「不用品なんでも回収団」にお任せください。
大きな家具・家電もプロのスタッフが安全に運び出し、適正な方法で処分します。依頼者の都合に合わせた訪問が可能なため、仕事などで忙しい方にもピッタリです。
見積もりは完全無料なので、ぜひ気軽にご相談ください。
