この記事では、家具を断捨離することで得られるメリットについてまとめています。長く家に住み続けていると、必要と思って購入した家具もスッキリと片付けたくなる状況がやってきます。
断捨離はメリットも多い行為ですが、家具となると本当に捨ててよいか迷うケースも多いです。メリットに加えておすすめの処分方法や注意点、捨てるべきかの見分け方も紹介するため、家具の断捨離を考えている方は参考にしてください。
断捨離すべき家具の見分け方とは?
家具を断捨離する場合は、細々とした日用品とは異なり捨てるのを躊躇うことも多いです。断捨離すると決めたら、以下を見分け方の基準として家具を選別してみましょう。
使用頻度
必要・不要を見分ける大きな判断基準が使用頻度です。存在感が大きい家具も、ただそこに置いてあるだけで使っていなければ断捨離すべき対象としましょう。
日頃出番がありそうなタンスや食器棚についても、一部分しか利用していない場合は小さなタイプに買い替えるための断捨離を決断して問題ありません。
デザイン的な組み合わせ
部屋の配色や他のインテリアなど、デザイン的な組み合わせが合っているかどうかも重要な基準です。周囲と色合いが合わず変に目立っている、他のインテリアと並んでいることに違和感があるなど、組み合わせに不満がある場合は断捨離の対象にしましょう。
壊れているかどうか
壊れている家具は無理に使用を続けず、断捨離の候補に入れてよいでしょう。食器棚の棚部分が壊れており食器を積みづらくなっている、タンスの木材が経年劣化が剥がれており触れると危ない状況など、自身や家族が怪我をする原因になりかねないものは早めに処分することをおすすめします。
使い勝手
日頃ストレスなく利用できているか、使い勝手のよさも断捨離の大きな基準です。見た目や値段に惹かれて購入したものの、実際は使いづらく後悔したというケースもよく見られます。
毎日のように利用する家具であるほど、使い勝手の悪さはストレスにもつながります。ストレスから解放されるのがまさに断捨離の目的でもあるため、このような家具は処分を検討しましょう。
断捨離する家具のおすすめ処分方法
不要と判断したものの、大きな家具や燃えない素材の家具など、どのように処分すべきか悩む方も多いです。おすすめの処分方法をいくつか紹介するため、これから家具を断捨離する方は参考にしてください。
一般ゴミとして回収してもらう
自治体が定期的に回収する一般ゴミに出せる大きさの家具であれば、このタイミングで処分するのが一番手軽な方法です。大きな家具であっても、自身で解体できるのであれば細かくしてゴミ袋にまとめるとよいでしょう。
その際、燃えるゴミ・燃えないゴミの選別は正しく行い、自治体のルールは遵守してください。
粗大ゴミに出す
一般ゴミとして出せない大きな家具であれば、自治体の粗大ゴミに出しましょう。自治体によって基準も異なりますが、一辺の長さが30cm以上の家具は粗大ゴミとして扱われるものが多いです。
粗大ゴミは自身が地域のゴミ処理センターに持ち込むか、コンビニや郵便局で回収券を購入の上家具に貼り付け、指定の収集場へ運んでください。
ただし、スプリング入りのマットレスなど一部の家具は適正処理困難物に指定されており、粗大ゴミとしても引き取ってもらえないケースがあります。その場合は原因となる素材を取り外すなどの手間がかかるため、他の方法での処分も検討しましょう。
リサイクルショップに持ち込む
状態がよい家具であれば、リサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらうのも良い方法です。ブランド物やテーブルと椅子のセット品などは、高価買取も期待できます。
店舗への運搬コストはかかりますが、運び出せる環境が整っており近くに店舗があるならば候補に入れておきましょう。
フリマアプリに出品する
リサイクルショップが近くにない場合、フリマアプリを使って売却する方法もあります。年度末の引越しシーズンは中古で家具を揃えたい人もいるため、フリマアプリ上でも家具の需要は高まります。
ソファやテーブルなど実用的な家具は状態がよければ売れやすいため、積極的に活用してみましょう。ただし、発送コストやサービス手数料が発生するため、これらを踏まえてプラスになるような価格設定で販売しなければ利益を見込めない点は注意が必要です。
友人・知人に譲る
手放すのが惜しいと感じる家具であれば、友人・知人に譲るのもおすすめです。新しい家具を欲しい人や引越しシーズンの人がいれば、家具を貰ってくれないか提案してみるとよいでしょう。
状態がよい家具なら喜んで引き取ってもらえる可能性も高く、こちらとしても気持ち的に家具を手放しやすくなります。
不用品回収業者に依頼する
処分するために家具を運搬するのが困難、量が多くて対処しきれないといった場合には、不用品回収業者に処分を依頼するのがおすすめです。基本的にどのような家具でも引き取り可能で、適正処理困難物に指定される品目であってもそのままの形で回収してもらえます。
椅子とテーブルのセットなど複数の家具をまとめて処分する場合でも、回収用トラックに積み放題のお得なパックプランを提供する業者が多いため、手間やコストの面で考えると不用品回収業者に依頼するのが最適なケースも多いです。
不用品回収業者に処分を依頼する場合は、相場に見合う適切価格でサービスを提供する優良業者を選びましょう。悪徳業者に依頼しないためにも、口コミのよい業者をまとめた以下の記事を参考にしてください。
家具を断捨離する際の注意点
家具を断捨離する際は、以下の注意点を踏まえた上で作業を進めてください。処分についてペナルティを受けたり、後悔しないためにも重要です。
ゴミとして処分する時はルールを守る
家具をゴミとして処分する場合は、定められたルールを守りましょう。自治体にゴミとして出す場合、一般ゴミでも粗大ゴミでも指定のルールを守らなければ不法投棄とみなされる恐れもあります。
不法投棄は廃棄物処理法において個人の場合でも5年以下の懲役、もしくは1,000万円以下の罰金、またその両方が課せられる非常に重い罪です。事前に必ずルールを確認しておき、安全な処分を心がけてください。
深く迷うようであれば保留にする
断捨離について深く悩む家具があるならば、一旦保留にしておきましょう。深く悩む家具は、処分してから後悔してしまうケースも少なくありません。
自身はもちろん、家族がいる場合はよく話し合った上で、どう取り扱うのが最適かを慎重に判断してください。
家具の断捨離で得られるメリット4選
家具の断捨離で得られる主なメリットを4つ紹介します。一人用の椅子やテーブル、タンスや食器棚など家具によって大きさもさまざまですが、いずれの家具も断捨離したくなる時期がやってくるかもしれません。
家具の断捨離ともなると購入費用やこれまで使ってきた思い出も考えて躊躇しがちな方も多いですが、手放すことで多くのメリットも得られるのです。以下のメリットを魅力に感じられる人は、家具の断捨離を検討しましょう。
部屋を快適に移動できる
家具を断捨離すれば、それだけ部屋のスペースには空きができます。大きなタンスや食器棚を処分すれば、特に部屋がスッキリしたと感じられるでしょう。
この状態では部屋を快適に移動できるようになるため、これまで生活の動線上邪魔に感じていた箇所がなくなりストレス緩和にもつながります。日頃大きな食器棚やテーブルが置かれていて動きづらかったダイニングや、タンスで圧迫感のあった寝室などが改善されて移動しやすくなります。
怪我の予防につながる
部屋を快適に移動できるのは、それだけ怪我をしづらい環境ともいえます。寝ぼけていたり何か作業をしている時、タンスやテーブルに足をぶつけて怪我をするケースは少なくありません。
家具や物で圧迫された空間は危険がいっぱいで、足をぶつけて転倒してしまうと大怪我する恐れもあります。特に足腰が弱まった高齢者は自宅での移動に注意しなければなりませんが、大型家具の断捨離は怪我防止に大きな効果が期待できます。
快適な生活を得るためにも、家具の断捨離は大切です。
自身の生活を見直すきっかけになる
家にある物の断捨離は自身の生活にも大きく影響を与えます。特に家具を断捨離して部屋がスッキリしていると、移動や掃除の手間が大いに減るため、これまでよりも生活が送りやすくなります。
また、断捨離の過程で無用に揃えていた家具も把握できるため、これ以上の無駄遣いも阻止できるでしょう。家での過ごし方やお金の使い方など、生活全般を見直すよいきっかけになるのです。
心に余裕が生まれる
家具がたくさんあると、それだけ目に入ってくる情報量も増えて心が休まりづらいです。椅子が所定の位置に戻っていなければ違和感を覚えたり、大きな家具がすぐ側に置かれている環境では眠りづらいなど、心理的に気がかりな箇所も多くなります。
家具を断捨離すればこうした問題の多くから解放されて、心に余裕が生まれます。心に余裕が生まれれば、それだけ家での生活も快適に送れるようになるため、ストレスの溜まりづらい環境になるでしょう。
断捨離で得られる効果についてはこちらの記事も参考にしてください。
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