この記事では、ニトリの布団回収サービスを使って布団を処分する方法を解説します。
ニトリのサービスには、無料で利用できるものと、新しい布団の購入時に有料で引き取ってもらうものがあります。
しかし、ニトリの布団回収では処分できないケースも。そんなケースの対策として別の処分方法も紹介します。
簡単に、そして確実に古い布団を片付けられるようになりますので、ぜひ参考にしてください。
ニトリの布団回収サービスは2種類
◼︎ニトリの布団回収サービス
「羽毛布団リサイクル回収」は、ニトリが羽毛の再利用を目的として実施している、期間限定の無料回収サービスです。
2025年9月現在は回収期間外です。
無料で回収して欲しいという方は、ニトリの公式ウェブサイトで事前に確認しておいてください。
一方、ニトリで新しい家具や寝具を購入した際に、同種・同数量のものを引き取ってもらえるサービスもあります。
布団の場合、新しい布団の購入時に、古い布団を4,400円で引き取ってもらえます。
ニトリの羽毛布団リサイクル回収(無料・期間限定)
こちらでは、無料の回収サービスである、ニトリの羽毛布団リサイクル回収について解説します。
ニトリの羽毛布団リサイクル回収概要
項目 | 内容 |
---|---|
対象 | 羽毛布団 (ダウン率50%以上/他社製も可/濡れ不可) |
費用 | 無料(受付期間内のみ) |
条件 | 回収受付期間に店舗へ持ち込み |
方法 | 店頭回収、リサイクルで再製品化 |
羽毛布団の回収が可能
ニトリではサステナビリティとして、羽毛布団回収の取り組みを行っています。
回収対象は「羽毛布団」で、不要になった羽毛布団を新たな羽毛製品へリサイクルしています。
販売元や状態問わず、羽毛布団であれば幅広く回収しているのが特徴です。ニトリ以外の製品でもOKで、ダウン比率が50%以上の羽毛布団が対象です。
濡れている羽毛布団については回収できないので、注意してください。
使い終わった後に、再び資源を守る取り組みとして導入されているのがニトリの羽毛布団回収の取り組みです。
ニトリでは、2022年度の時点で約2万枚の羽毛布団を回収してきました。
羽毛布団をただ処分するのではなく、環境にも配慮しているのがニトリの布団回収サービスです。
サービス実施店舗
ニトリ「羽毛布団回収」は、全店舗にて実施しています。
回収受付期間内の場合どの店舗でも回収を行なっているので、お近くのニトリに羽毛布団を持って行くことで処分可能です。
ニトリでの布団回収サービスを希望する場合は、念のため最寄りの店舗に尋ねておくと安心です。
対象条件
ニトリの無料羽毛布団回収サービスは、回収期間内に店舗に持ち込むことが前提の条件です。
配送時の回収はできません。持ち込む際は、羽毛布団を袋に入れた状態で店舗に持って行きましょう。
また、ニトリメンバーズ会員である必要があります。
他社の羽毛布団でも処分が可能で、多少の汚れや穴あきがあっても処分してもらえます。
持って行ったのに回収してくれなかったということにもなりかねませんので、条件は押さえておいてください。
未成年の方は保護者の同伴が必要といった条件もあります。
回収費用は無料
ニトリが実施する布団回収サービスのメリットは、処分費用が一切かからない点にあります。
通常、自治体で粗大ゴミとして布団を処分する場合、数百円程度の費用がかかることが一般的。
しかし、ニトリの布団回収サービスではその費用がかかりません。
さらに、過去、2024年9⽉30⽇〜2⽉2⽇までの期間に行われた際には、ポイントがもらえるキャンペーンも実施されていました。
羽毛布団を持ち込み、かつ対象店舗やニトリネットで買い物をした方などを対象に、最大800ポイントがもらえました。
環境に配慮しつつ、コストをかけずに不要な羽毛布団を処分できる、便利でお得なサービスです。
回収受付期間
ニトリの布団回収サービスは、回収受付期間が決まっているのでよく確認しておきましょう。
直近では、2024年9月30日(月)から2025年2月2日(日)までと羽毛布団の買い替えなどを検討するタイミングで回収を受け付けていました。
いつでも回収を受け付けているわけではないので、ニトリで羽毛布団を処分する際には回収受付期間を事前にチェックしておくと安心です。
回収した羽毛布団のその後
ニトリで回収した羽毛布団は、その後リサイクルの道をたどり、再び羽毛製品として生まれ変わります。
羽毛は、再活用できる資源として注目されているのです。
丁寧に洗浄し、適切に処理すると新品と変わらない羽毛によみがえります。
全国のニトリで回収された羽毛布団は国内の工場に集約され、その後解体・滅菌・乾燥を行ないます。
その後、洗浄・消毒・選別まで完了した後羽毛はふかふかに生まれ変わり、再びニトリの羽毛布団として製品化。
洗浄や滅菌などをきちんと行ない、新品同様の羽毛布団として販売されます。
敷布団の回収が実施されることもある
ニトリの布団回収サービスでは、敷布団の回収サービスを実施することもあります。
店舗限定にはなりますが、ニトリで製品を買い替えようとしている場合は敷布団やカーペットのリサイクル回収を受け付けています。
こちらも布団の回収受付期間と同じく期間が限定されているので、よく調べておきましょう。
羽毛布団の他に敷布団を処分したいときは、ニトリの回収サービス概要を確認し、近くの店舗に直接尋ねてみると良いでしょう。
ニトリ家具・寝具引き取りサービス(有料)
こちらでは、有料のサービスである、家具・寝具の引き取りサービスについて解説します。
項目 | 内容 |
---|---|
対象 | 購入した同数・同容量の家具・寝具 (布団・マットレス含む) |
費用 | 4,400円(税込)/点 |
条件 | ニトリで新規購入した場合のみ利用可 |
方法 | 配送員が新商品搬入時に引き取り |
購入した同数・同容量の家具寝具が対象
ニトリの家具・寝具の引き取りサービスは、新しく購入した商品と「同数・同容量」であれば回収してくれるという点は押さえておいてください。
例えば、ニトリで新しい布団を購入した場合、ニトリ製品、他社製品に関わらず、古い布団を1点引き取ってもらえます。
ただし、回収のみの利用はできません。利用する際は、ニトリの製品購入時に申し込みを行う必要があります。
また、「購入した家具の設置場所」と「引き取りを希望する品物」が同じ部屋にあることが基本条件です。
費用はかかりますが、自宅まで引き取りに来てもらえるため、自分で処分する手間や時間を節約できるサービスです。
サービス実施店舗
ニトリの家具・寝具の引き取りサービスは、ニトリの全店舗で実施されています。
また、ニトリの公式通販サイトである、「ニトリネット」でもこのサービスに申し込めます。
ただし、このサービスは、「ニトリ配送センター」が配送する場合に利用できるものです。
宅配便で届けられる小型の商品や、ニトリの店舗で購入した商品を店舗で受け取る場合、引き取りサービスは利用できません。
回収のみの利用はできず、あくまで新しい商品の購入に付随するサービスであることを理解しておきましょう。
引き取り費用
ニトリの有料引き取りサービスの費用は1回の配送につき税込一律4,400円です。
費用は、引き取ってもらう家具や寝具の種類や数量、サイズにかかわらず一定です。
また、この費用は、新しい商品の配送料とは別にかかるもので、商品購入時または、ニトリネット注文時に申し込む必要があります。
このサービスは、自分で粗大ゴミとして処分する手間や費用を考えると、非常に便利でお得です。
ニトリ以外に布団を処分できる店舗一覧
ニトリ以外の店舗で布団を回収するサービスを行っています。どのような店舗で布団の回収を実施しているのか見ていきましょう。
イオン
大手ショッピングモールであるイオンでも、羽毛布団を回収するサービスがあります。主に、九州のイオン・異音スタイル52店舗において、古くなり使わなくなった羽毛布団の回収を実施中です。
サステナブル社会の実現に向けて、羽毛布団を回収・洗浄・再商品化し再販売するというリサイクルを行なっています。
イオンで回収可能な羽毛布団は、ダウンの比率が50%以上であるものが対象です。
昨今、世界的に羽毛原料が不足する傾向にあるため、羽毛のリサイクルは注目されています。
条件に当てはまる羽毛布団であれば無料で回収してもらえるので、すっきりと布団を手放せるでしょう。
イトーヨーカドー
イトーヨーカドーも、グリーンダウンプロジェクトとして布団やダウン製品の回収を行なっています。
グリーンダウンプロジェクトとは、羽毛循環サイクル社会実現のために設立されたものです。
一般企業や地域社会、生活者一人ひとりの理解・協力によりリサイクル羽毛を流通させようというプロジェクトになります。
この関係から、全国のイトーヨーカドー124店舗においてダウン比率50%以上の布団やダウンジャケットの回収をしています。
自身で店舗に持ち込む必要はありますが、無料で布団を回収してもらえるので検討してみてください。
コーナン
ホームセンターのコーナンにも、布団を回収するサービスがあります。
羽毛布団に限らず、様々な布団の回収を実施中です。羽毛布団以外の布団の処分したいときにも、お近くにコーナンがあれば持って行くことができます。
ただし、コーナンで新しく布団を購入した場合のみ無料で回収してもらえるので、条件を確認しておきましょう。コーナンで新たに布団を買う予定であれば、おすすめの処分方法といえます。
コーナンの布団回収で処分する際は、自身で店舗に持ち込まなければなりません。
店舗によって条件などが異なる場合があるので、事前に店舗サービスカウンターへ問い合わせて確認しておくと安心です。
ニトリで回収できない布団の処分方法
ニトリの無料布団回収では、回収対象は「羽毛布団」です。では、ニトリで回収できない布団についてはどのように処分したら良いのでしょうか?
以下に、ニトリで処分できない布団の捨て方についていくつか方法を記載します。
- 不用品回収業者に依頼する
- 自治体で粗大ゴミとして出す
- 可燃ゴミとして処分する
羽毛布団以外にも敷布団や掛布団全般を処分したい、いろいろと捨てたい不用品があるときは不用品回収業者がおすすめです。
とりあえず布団だけを処分したい場合は、自治体のルールを確認して粗大ゴミとして出すと安く処分できます。
処分方法ごとに注意点があるので以下で確認しておきましょう。
布団の処分方法をさらに詳しく確認したい方はこちら!
布団処分の際の注意点
布団は、ニトリやイオンなどの店舗に持ち込んで処分できる場合があります。
その他には自治体や業者を利用して処分する方法がありますが、布団を処分するときの注意点についても押さえておきましょう。
自治体のルールに従う
自治体を利用して布団を処分する際は、自治体ごとのルールに従うことが大事です。布団は、自治体によって粗大ゴミや燃えないゴミ、大型ゴミなど区分が異なります。
処分費用や回収の頻度も地域によって様々なので、お住まいの地域でゴミの処分を方法をよく確認しておかなければなりません。
粗大ゴミとして処分する場合は事前予約が必要になるところが多いため、無事処分できるまでにしばらく時間もかかります。
自治体での布団処分を検討しているときは、ゴミの決まりをしっかり調べてから準備を進めましょう。
ダニやハウスダストに気を付ける
布団は、使っているうちに湿気を吸い込んでおり、ダニが繁殖しやすい環境になっています。
押し入れなどに長期間しまったままの布団であれば、さらに大量のダニが繁殖していることでしょう。
このような布団に関しては、解体しているうちに体調不良を感じるケースもあるので注意が必要です。ダニやハウスダストが多く潜んでいることも理解して、処分方法を考えましょう。
無料を謡う業者には依頼しない
布団は、ニトリやイオン、自治体の他不用品回収業者に依頼して回収してもらう方法でも処分できます。このとき、気を付けたいのが不用品回収業者選びです。
多くの不用品回収業者が存在するなか、どこが信頼できるかどうか判断するのは難しいです。
業者選びのコツとして、無料を謳うところには依頼しないようにしましょう。
無料と言いながら不用品を回収した後に費用を請求されたり、回収物を不法投棄されてしまう恐れがあります。
無料を謳う業者に依頼するのは避けるようにしてください。
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ニトリの布団回収サービス詳細からその他の布団処分方法、注意点などを解説しました。
羽毛布団や敷布団などはサイズが大きく、何ゴミに該当するか自治体のルールを確認する必要があります。
その点、ニトリやイオンなどの店舗で実施している布団回収サービスは気軽に利用できるでしょう。
しかし、このような方法で処分する場合は、自身で大きな布団を持ち込まなければいけません。
一方、不用品回収業者なら自宅まで布団の回収に来てくれるので頼もしいです。
「不用品なんでも回収団」は最短25分で現場に到着し、夜間や早朝などいつでも不用品を回収しています。
布団数点やその他の不用品・粗大ゴミについてもまとめて回収可能なので、お気軽にご相談ください。
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