この記事では、家財の処分方法を状況別に紹介していきます。
家財は、家具などに限らず所有物のほぼ全てが当てはまり、状況により大量に処分する事もあるでしょう。
家財処分の費用相場なども詳しく解説しているので、有事の際にお役立てください。
状況別家財のおすすめ処分方法
最初は、状況別家財のおすすめ処分方法を紹介します。
「丸ごと一括で処分したい」「あまり費用をかけたくない」など、処分する際の状況は千差万別です。
処分方法ごとの利用状況の例を下表にまとめたので、利用の目安にしてください。
処分方法ごとの利用状況例
処分方法 | 利用状況例 |
---|---|
不用品回収業者 | ・実家の整理で一括で家財処分したい ・片付け・不用品回収・遺品整理・清掃の全てを依頼したい ・家財処分に時間がない ・夜間や早朝に家財の処分をしたい ・引っ越しの断捨離で家財処分したい ・リサイクル家電を処分したい |
自治体の一般ゴミ・粗大ゴミ | ・リサイクル家電を含まない家財を処分したい ・自分で家財処分したい ・家財を収集場所に運び出せる ・時間的な猶予がある |
引っ越し業者 | ・引っ越し時に引き取り可能な家財を処分したい |
リサイクルショップ・フリマアプリで売却 | ・お金に換えたい ・使用年数が浅い(製造から5年前後)家財を処分する ・まだ使用できる家財を処分する ・価値・希少・ブランドもの家財を処分する ・時間がかかっても良い |
ジモティの利用・知人などに譲る | ・欲しい人がいる ・時間がかかっても良い ・有限で引き取りを希望している ・費用をかけたくない |
家財の処分方法
続いて、家財の処分方法を紹介していきます。
紹介する処分方法は、「手間や労力はかからないが費用は高め」など、処分方法ごとにメリット・デメリットがあります。
やみくもに利用すれば反って損をしてしまう可能性があるので、状況と照らし合わせて自分に合った処分方法を選びましょう。
不用品回収業者に回収してもらう
家財を不用品回収業者に回収してもらう方法です。
不用品回収業者の多くは「一定の料金で複数の不用品を積み込める」パックプランなどと呼ばれるサービスを提供しています。
このサービスは不用品回収業者の専売特許といえ、自治体が回収できないリサイクル家電などを含む、大量の家財をまとめて処分したいときに最適です。
また、遺品整理・片付け・不用品回収・ハウスクリーニングと幅広く対応できる業者もあります。
有事の際にワンストップでサービスを利用すれば、トータルでの費用が抑えられるでしょう。
依頼の際に日時指定を予約できる業者も多く、時間の融通が利くので急ぎや時間のない人には最適といえます。
利用すれば、分別や運び出しの一切をお任せできるので、手間や労力がかからないのも魅力です。
しかしながら豊富な特典が付いてくる半面、諸経費やオプション料金などの費用がかさみ、高額になりやすいといえます。
不用品回収業者の利用は、大規模かつ処分する家財の量が多く、手間や時間をかけたくない時に向いている処分方法です。
〇メリット
- 電話・メールで簡単に依頼できる
- 家財をまとめて処分できるサービスがある
- リサイクル家電の処分ができる
- 分別・運び出す必要がない
- 急ぎや時間がなくても処分できる
- 複数のサービスを組み合わせ利用できる
〇デメリット
- 少量の家財処分だと割高になる
- 住居環境などで諸経費がかさみやすい
- 人員が必要な量だと高額になる
- 優良業者を探すのが難しい
優良の不用品回収業者ランキングを知りたい方はこちら!
自治体の家庭ゴミ・粗大ゴミに出す
家財を自治体の家庭ゴミ・粗大ゴミに出すのが一般的な処分方法です。
ほかの処分方法に比べ、安く家財の処分ができます。
家庭ゴミ「可燃ゴミ・不燃ゴミ・資源ゴミ」に出せる家財であれば費用はかかりません。
また、粗大ゴミは品目や自治体で異なりますが、おおよそ200円〜3,000円程度の費用で回収してくれます。
とはいえ、安いがゆえにいずれも「分別・運ぶ・時間」が必要なことは留意しておいてください。
また、粗大ゴミは一点ごとにゴミ処理手数料がかかり、地域によっては点数制限がある場合もあります。
事前にゴミ出しルールを確認して、適切に処分しましょう。
〇メリット
- 粗大ゴミのゴミ処理手数料が安い
- 家庭ゴミなら費用はかからない
〇デメリット
- 家庭ゴミは分別が必要
- 家庭ゴミは収集日までゴミを出せない
- インターネット申し込みが面倒
- 一点ごとにゴミ処理手数料が必要
- ゴミ処理券を購入する必要がある
- 自分で運ぶ必要がある
- 実際の粗大ゴミ回収まで時間がかかる
- 自治体によっては粗大ゴミの点数制限がある
引っ越し業者に引き取り依頼する
引っ越し業者に家財の引き取りを依頼する方法です。
引っ越し時のみと限定的ですが、他の業者を利用する手間も省け、ワンストップで家財を処分できます。
また、家財の買取も可能な引っ越し業者もあるので、買取できれば引っ越し費用の足しになるかもしれません。
ただし、家財の引き取りサービスができる業者は少なく、別途料金が必要な場合がほとんどなので注意してください。
また、引き取り出来る業者だったとしても「リサイクル対象の家電のみ」など限定的な事が多いです。
- アーク引っ越しセンター ※引き取り品目は要相談
- アップル引っ越しセンター ※全般的に引き取れる
以上の2社が、家財全般の引き取りを依頼しやすい引っ越し業者です。
〇メリット
- 引っ越しがてらに家財を処分できる
- 買取できれば引っ越し費用に充てられる
〇デメリット
- 業者利用が前提
- 引き取り対象が限られている場合がある
- 引き取りに別途費用がかかる場合がある
- リサイクル家電の引き取りはリサイクル料金がかかる場合がある
リサイクルショップ・フリマアプリを利用する
状態の良い家財を処分するなら売却を視野に入れるのもおすすめです。
リサイクルショップであれば、持ち込み・出張・宅配買取で取引ができ、買取が成立すればお金に換えながら処分出来てお得です。
フリマアプリで家財を出品する場合は、リサイクルショップと異なり自分で価格設定できるので想定してる利益を見込めるのが魅力でしょう。
ただし、家財の状態によっては「買取不可」や「買い手が現れない」可能性は十分にあるので注意しましょう。
〇メリット
・リサイクルショップ
- 買取が成立すれば即日に処分できる
- 出張買取で自宅にいても処分できる
・フリマアプリ
- 自分で価格設定ができる
- 売れれば利益に成る
〇デメリット
・リサイクルショップ
- 品目・状態によっては買い取れない場合がある
・フリマアプリ
- いつ売れるかわからない
- 売れても手数料・配送料がかかる
- 梱包・配送手続きするを必要がある
- トラブルになる可能性がある
ジモティの利用で譲る
ジモティの利用で家財を譲る方法もいいでしょう。
ジモティで引き取り手がみつかれば、早めに家財を手放すことができます。
受け渡しも引き取り手が受け取りに来るのがほとんどなので、運ぶなどの手間が少ないです。
ただし、引き取り手がなかなか現れない場合もあるので、急ぎの処分には不向きです。
また、友人や知り合いに家財を譲るのも視野に入れることができます。
家財のいずれかを欲しい人がいるかもしれないので、処分する前に聞いてみてはいかがでしょうか。
とはいえ、皆が欲しいというわけではないので、見つからない場合は他の処分方法を検討しましょう。
〇メリット
- 無料で処分できる
- 引き取り手がみつかれば早めに処分できる
- 運ぶなどの手間が少ない
〇デメリット
- いつ引き取り手が現れるかわからない
家財処分の費用相場
最後は、家財処分にかかる費用の相場を紹介します。
家財の品目や処分方法、利用する業者などで大きく費用が変わってきます。
トータルで考えた場合の費用を検討する際にお役立てください。
家財の処分方法ごとの費用相場
処分方法ごとの費用相場を下表にまとめました。
自治体の粗大ゴミは、家財1点ごとに費用がかかるので注意してください。
複数の家財を処分するなら、トータルで考えると不用品回収業者のパックプランがお得です。
家財の処分方法ごとの費用相場
処分方法 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
不用品回収業者 | 500円~ | パックプランがお得 |
自治体の粗大ゴミ | 200円~ | 品目・自治体で異なる |
引っ越し業者 | 引っ越し業者で異なる | 引き取れない場合が多い |
リサイクルショップ・フリマアプリ | 無料 | 移動費・配送料がかかる |
譲る | 無料 | – |
不用品回収業者のパックプラン相場
下表は、不用品回収業者のパックプラン相場です。
作業に伴う諸経費やオプション料金を加味した料金相場なので、他の処分方法に比べて高額といえます。
しかし「分別・運び出し」の一切を任せられるうえに、複数の家財を一回の利用でまとめて処分できます。
家財処分にかかる手間や時間を考えると費用対効果は高いです。
不用品回収業者のパックプラン相場
パックプラン | 料金相場 | 利用トラックの目安 |
Sパック | 28,000円~40,000円 | 軽トラック |
Mパック | 45,000円~60,000円 | 1.5tトラック |
Lパック | 60,000円~80,000円 | 2tトラック |
LLパック | 80,000円~お見積り | 4tトラック |
格安で不用品回収業者を利用するコツを知りたい方はコチラ!
家財のまとめて処分なら「不用品なんでも回収団」にお任せ!
家財のまとめて処分なら「不用品なんでも回収団」にお任せしてしまいましょう!
不用品なんでも回収団は、自治体では回収できない家財全般を回収処分できます。
複数の家財を一括で処分できる、パックプラン「なんでも積み放題」がおすすめです。
パックプランは、S〜LLパックと回収物に応じたトラックを手配でき、Sパックなら9,800円〜とリーズナブル。
一定の諸経費も含まれており、費用対効果は抜群です。
利用の際は日時指定の予約ができ、夜間での回収作業にも対応可能。
急ぎの処分や時間がない時でもお役立ち間違いなしです。
家財をまとめて処分するなら「不用品なんでも回収団」にぜひご相談ください。