本記事では不用品回収業者がなんでもできるのか、気になる疑問にお答えしていきます。
実際どのようなサービスに対応しているのか、どこまで対応してもらえるのか詳しく解説していきます。
不用品回収業者を活用するメリットやおすすめポイントもお伝えしていますので、利用を検討されている際はどうぞ参考にしてください。
不用品回収業者は「なんでも回収」はできない
結論からいうと、不用品回収業者だからといって、なんでも回収できるわけではありません。
もちろん業者によって対応できるもの・できないものに違いがあるのは当然ですが、そもそも不用品回収業者では回収できないものが存在します。
不用品回収業者でも回収してもらえないもの
多くの不用品回収業者で回収してもらえないものの具体例をいくつか紹介します。
- 生ゴミ類(食品・液体・汚物など)
- 生き物
- 危険物(ガソリンなど)
- 医療器具類
- 法的に回収不可と決められたもの
基本的に上記のものは不用品回収業者の回収対象からは外れます。
ガソリンはガソリンスタンドに、医療器具は医療器具専門の処分業者に、生き物の亡骸は各地域の環境事業センターなど、それぞれ専門の窓口に相談する必要があります。
一つ補足としては、生ゴミが腐って異臭がし、害虫も大量に発生しているようなゴミ屋敷状態の家や部屋のものを処分したい場合、一般的な不用品回収業者では回収不可です。
この場合は「ゴミ屋敷の片付け・清掃」をサービスとして提供している業者にのみ依頼することが可能です。
なんでも回収する不用品回収業者は怪しい?
「なんでも回収します」と広告に記載している不用品回収業者があるのも事実です。
もちろんその全てが、とはいいませんが、中には悪質な業者も存在します。
- なんでも回収するかわりに高額請求する
- 回収したものを不法投棄する
このように「これも処分してあげるんだから」と高額請求する業者、お金をもらって回収した不用品を空き地や山奥に不法投棄する業者もいるので、注意が必要です。
さらに「無料」をうたっている不用品回収業者がいたら、要注意です。
不用品回収には、処分費・回収費・人件費・交通費など、絶対にお金がかかります。だからこそ利用者は業者にお金を払って、不用品を回収してもらうのです。
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なんでも回収できる?不用品回収の4つの方法
不用品回収業者がなんでも回収できるのか、わかりやすく表にまとめてみました。
自治体のゴミ収集やその他サービスとの比較もありますので、参考にしてください。
不用品回収の方法 | 回収できるもの | 回収できないもの |
---|---|---|
不用品回収業者 | ・リサイクル家電(テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機など) ・家電・家具 ・事業にともなって排出された不用品 ・衣類・雑貨・本など |
・生ゴミ類(食品・液体・汚物など) ・生き物 ・危険物(ガソリンなど) ・医療器具類 ・法的に回収不可と決められたもの |
自治体のゴミ回収 | ・家庭から排出したゴミや不用品 ・生ゴミ類(食品・液体・汚物など) ・資源ゴミ |
・リサイクルが義務付けられているもの ・生き物 ・危険物 ・医療器具 ・法的に問題のあるもの ・事業に伴って排出された不用品 |
引っ越し業者 | ・リサイクル家電(テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機など) ・家具類 ※いずれも業者による |
・生ゴミ類(食品・液体・汚物など) ・一般ゴミ ・生き物 ・危険物(ガソリンなど) ・医療器具類 ・法的に回収不可と決められたもの |
リサイクルショップ | ・リサイクル家電(テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機など) ・家電・家具 ・事業にともなって排出された不用品 ・衣類・雑貨・本など ・宝飾品 ・ブランド雑貨 ※ショップのジャンルや不用品の状態による |
・生ゴミ類(食品・液体・汚物など) ・一般ゴミ ・生き物 ・危険物(ガソリンなど) ・医療器具類 ・法的に回収不可と決められたもの |
①不用品回収業者
- 大量の不用品を処分したい
- 連絡したら即日対応したい
- 事前に分別したくない
- 搬出も全て任せたい
- 夜間・早朝に作業してほしい
- 自治体で回収できないものを処分したい
- 事業ゴミを処分したい
今回紹介する窓口の中で、一番多くの種類の不用品を回収してくれるのが不用品回収業者です。
連絡したその日に作業したり、早朝や夜間に作業したりする上、分別も搬出も全部お任せできる業者もあるので、自治体と比較すると、かなり希望にあわせて依頼できます。
業者によって多少異なる点もありますが、「なんでも回収してほしい!」という方にとっては、不用品回収業者が最有力候補になるでしょう。
②自治体のゴミ回収
- 手続きが多少面倒でも安く処分したい
- 一度に処分したい量が少ない
- 急いで処分する必要はない
- 回収場所まで不用品を自力で運び出せる
- 家庭から排出されたゴミ・不用品を処分したい
上記のように、あくまでも行政サービスの一環ですので、融通が利きにくい点が多いのは仕方がないでしょう。
自治体への依頼は費用が安くなるのは魅力的ですが、手続きに時間がかかったり、回収できる品目や量に制限があったりなど、若干不便な点があるのは事実です。
緊急性がなく、処分したいものの量がそこまで多くなければ、気長に自治体のサービスを活用するという選択肢も決して悪くありません。
ただし、一部の不用品は回収できないため、処分したいものが回収可能か気を付けてください。
〇自治体では回収してもらえない不用品
比較的回収費用が安い点はメリットですが、残念ながら自治体では回収できるものに制限があります。
自治体では回収できないジャンルをピックアップします。
- 家電リサイクル法に該当する家電製品4品目
- 事業から出たゴミ(事業ゴミ)
- 資源有効利用促進法にあたるパソコン製品
- 自治体指定の処分不可能品(自治体によって異なる)
- 大量のゴミや家具
1の対象となる家電4品目とは、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機です。
4のように、自治体ごとで回収不可だと指定されているもの(薬品類・バッテリー・タイヤなど)はばらつきがあるので、気になる方はお住まいの自治体窓口に問い合わせてみてください。
自治体での不用品回収は、「なんでも回収してほしい」という方にとっては不向きです。
③引っ越し業者
- 処分したいものを引っ越し当日まで使いたい
- 引っ越しと不用品回収を同時に頼みたい
- 引っ越しの見積もりと一緒に概算を出してほしい
- 主にリサイクル家電の処分をしたい
引っ越し業者のオプションサービスとして、不用品回収をしてくれます。
また、リサイクルショップと提携しているところは、買取をしてくれる場合があります。
一度の立ち合いで見積もりができ、忙しい人にはおすすめですが、あくまでも本業は「引っ越し」です。
残念ながら、不用品をなんでも回収してくれるわけではないので、品目については事前に確認が必要です。
④リサイクルショップ
- まだ使えるもの・高価なものを処分したい
- 捨てるだけではなくお金に変えたい
- 面倒な手続きをしたくない
処分したいものにまだ商品価値があるのであれば、リサイクルショップで買い取ってもらうことができます。
最近はリサイクルショップに持ち込む方法だけではなく、出張買取や宅配買取サービスもあります。
不用品がお金になる可能性がある点はとても魅力的ですが、不用品の状態やジャンルによっては、引き取り不可と言われる可能性もあります。
もちろん商品価値のないものはリサイクルショップで一括して処分してもらえないので、「なんでも処分・まとめて廃棄」を希望される方は、注意が必要です。
〇まだ使えるものならフリマアプリもおすすめ
リサイクルショップに似た方法として、メルカリやジモティーなどのアプリを使って、個人間で不用品の売買、もしくは無料譲渡する方法もあります。
当然、不用品とはいえ、まだ使える価値のあるものの場合に限ります。
なんでも回収を希望するなら不用品回収業者がおすすめ!
なんでも回収してもらいたいという場合には、不用品回収業者の活用がおすすめです。
なぜ不用品回収業者がおすすめなのか、その理由をわかりやすく解説します。
回収できる品目が幅広い
不用品回収業者ならほぼすべての品物の回収処分が可能です。
一部危険物や生ものなど、回収が難しいものもありますが、処分に困るようなものはほぼなんでも回収できるのが魅力です。
回収できる品目の幅が広いので、あれこれ品物別に処分先を選ぶ必要もなく、まとめて処分できてしまいます。
分別不要・運び出しもお任せできる
不用品回収業者に任せれば、大きな家具家電の運び出しもお任せ可能です。
分別できていないゴミなどがある場合には、仕分けたうえで運び出してもらえます。
面倒な手間や負担をかけず手軽に不用品の処分ができてしまいます。
一人暮らしで運び出せず処分できなかったという人も、不用品回収業者ならなんの問題もなく処分できるでしょう。
希望の日時に回収に来てもらえる
自治体の粗大ゴミ収集はあらかじめ収集日時が決められていることが多いです。
そのため、なかなか都合が合わず利用できないという人も少なからずいます。
その点、不用品回収業者の場合は、回収日時は依頼者の都合にあわせて指定できます。
業者によっては早朝や深夜などの回収にも対応してくれる場合もあるため、日中に時間が取れない人でも利用可能です。
家電の買取に対応している場合もある
リサイクル家電などは処分時にリサイクル費用の支払いが必要です。
どうしても費用がかかってしまうため、なかなか処分に踏み切れないという人もいるでしょう。
不用品回収業者の中には、年式の浅い家電の買取に対応しているところもたくさんあります。
その他の不用品処分費用から値引き対応などをしてくれる場合もあるので、費用面での負担を抑えながら処分できるメリットもあります。
ゴミ屋敷の片付けなどサービスが豊富
不用品回収業者の中には、さまざまなサービスを提供しているところもたくさんあります。
たとえば部屋の片付けやゴミ屋敷清掃、ハウスクリーニングなどに対応している業者も多数あるのです。
複数のサービスの同時依頼などもできるので、賃貸退去時の片付けや原状回復にも最適。
片付けが苦手な人なども気軽に利用できるメリットがあります。
不用品回収業者のサービスと料金相場
不用品回収業者のサービス内容と、料金相場について解説します。
不用品回収・不用品買取
以下は不用品回収業者が提供する「パックプラン」を利用した場合の、料金相場です。
パック料金とは各種作業費や車両費、出張費や処分費など必要な費用があらかじめパッケージに含まれている料金プランです。
単品回収料金ではなく、回収量(トラックのサイズなど)に応じてある程度料金枠が決まっているのが特徴。
回収量に応じてあらかじめ料金の幅が決められているため、予算に応じて利用できるメリットもあります。
パックプラン | 料金相場 | 利用トラックの目安 |
---|---|---|
Sパック | 28,000円~40,000円 | 軽トラック |
Mパック | 45,000円~60,000円 | 1.5tトラック |
Lパック | 60,000円~80,000円 | 2tトラック |
LLパック | 80,000円~お見積り | 4tトラック |
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部屋の片付け・ゴミ屋敷の片付け
こちらは部屋の片付けやゴミ屋敷の片付けなど、片付けと不用品処分の両方に対応しているサービスの料金相場です。
通常の不用品回収にも仕分け作業などがついていることが多いですが、こちらはより物が多く片付け作業に時間を要する場合に適用となることが多いです。
部屋の片付けやゴミ屋敷の片付けでは、紛失物の捜索や片付け後の簡易清掃なども行ってくれるなど、通常の不用品処分よりも対応の幅が広がる場合があります。
部屋の間取り | 料金相場 | トラックサイズの目安 |
---|---|---|
1R~1K | 40,000円~60,000円 | 軽トラック |
1DK~1LDK | 50,000円~90,000円 | 1.5tトラック |
2DK~2LDK | 100,000円~250,000円 | 2tトラック |
3DK~ | 150,000円~270,000円 | 4tトラック |
遺品整理・生前整理
こちらは遺品整理や生前整理を依頼した場合の料金相場です。
遺品整理や生前整理では、物の要不要の判断を手伝ってくれるなど、持ち主を尊重したよりきめ細やかな片付け作業を行ってもらえます。
大切な書類や貴重品などの捜索にも対応してくれるなど、ただ物を捨てる以外の片付けを行ってくれるのが特徴です。
通常よりも処分品や仕分けの量が多くなる傾向にあるため、費用はやや高めとなります。
間取りごとの遺品整理・生前整理の料金相場
部屋の間取り | 料金相場 | トラックサイズの目安 |
---|---|---|
1R~1K | 45,000円~70,000円 | 軽トラック |
1DK~1LDK | 55,000円~100,000円 | 1.5tトラック |
2DK~2LDK | 120,000円~270,000円 | 2tトラック |
3DK~ | 170,000円~300,000円 | 4tトラック |
ハウスクリーニング
床や壁の清掃や水回りの清掃など、ハウスクリーニングを行ってくれる不用品回収業者もあります。
家事代行サービスと作業内容や料金はそう大きく違いはありませんが、片付けや不用品処分とセットで利用できるメリットなどがあります。
同時利用で割引対応してくれる業者も多くありとても便利です。
間取りごと
間取り | 料金相場 |
---|---|
1K~1LDK | 25,000円~48,000円 |
2DK~2LDK | 45,000円~100,000円 |
3DK~3LDK | 60,000円~120,000円 |
4DK | 68,000円~150,000円 |
清掃箇所ごと
清掃箇所 | 料金相場 |
---|---|
床 | 9,000円~15,000円 |
エアコン | 7,000円~15,000円 |
水回り | 6,000円~20,000円 |
レンジフードや換気扇 | 8,000円~12,000円 |
安く・安全な不用品回収業者を選ぶポイント
各地域ごとに不用品回収業者が数多く存在しています。
どのような基準で選べば、悪徳業者に騙されず、優良な不用品回収業者を選ぶことができるか、そのポイントを4つ解説します。
料金プラン・追加料金を確認する
見積もりを依頼する前に、まずはホームページなどで料金プランの確認をしましょう。
正しい金額は見積もりを見てからにはなりますが、平均的な価格と比べて高すぎることはないかチェックしましょう。
料金プランを確認する際、作業後に見積額から支払い金額が変わる可能性があるのか、必ず確認しておきましょう。
悪質な業者でよく起こるトラブルが
- 思ったより時間がかかったので…
- トラックに積みきれなかったので…
などを理由に、作業後に追加請求してくるパターンです。
余計なトラブルに巻き込まれないためにも、最初のうちに確認しておきましょう。
優良なところは、「お見積もりの後の追加料金はなし」と記載されています。
見積もりを書面で複数社からもらう
どの不用品回収業者に依頼するにしても、必ず見積もりを依頼し、比較して決めましょう。
見積書を依頼するときのポイント3つあります。
- 複数に相見積もりを依頼すること
- 現場(回収してほしい不用品)を見て、>見積もりを出してもらうこと
- 金額・内訳を書面で出してもらうこと
相見積もりを出せば料金を比較できます。
合計金額だけではなく、何にいくらかかるのか、内訳までチェックしましょう。
紙ベースで算出してもらうことも重要です。口頭だけでは証拠が残らず、作業後に高額請求されるなどトラブルの原因になりうるので、形に残すことが大切です。
口コミ・評判・作業実績を確認する
優良な不用品回収業者は、自社ホームページで利用者からの口コミや作業実績を公開していることが多いです。
また自社サイトだけではなく、口コミのまとめサイトなどもあるので、そちらを参考にするのもよいかもしれません。
口コミの内容はもちろん、作業実績や口コミの件数の多さも、その業者の信頼度をはかる基準の一つになるでしょう。
もちろん口コミや評判は、全て鵜吞みにするのは心配な部分もあります。
しかし、あまりにも悪い口コミが何件も投稿されている業者、「作業実績を多数公開」とうたいながらも数件しか公開していない不用品回収業者は、避けるのが無難かもしれません。
不用品の量・種類に適したプランを選ぶ
余計なお金を支払わないために、処分したい不用品にあったプランに申込むことも大切です。
基本的に処分したい不用品の種類・量・状態によって、自分に適したプランは変わってきます。
不用品回収の料金プランは、主にこの2パターンです。
- 単品プラン
- パックプラン
数個だけ処分したい場合は「単品プラン」がよいですし、1部屋丸ごと・家丸ごと処分してほしい場合は、単品だと割高になるので「パックプラン」の方がお得といえます。
自分で判断できない場合は、どのプランが最適か、遠慮せず業者の人に相談しましょう。
不用品回収は「不用品なんでも回収団」がベスト!
「不用品なんでも回収団」は、多くの品目の回収に対応している不用品回収業者です。
各種片付けやゴミ屋敷清掃、遺品整理やハウスクリーニングなど、幅広いサービスにも対応しています。
同時利用のご相談にも応じますので、片付けやクリーニングを必要とする際もぜひご相談ください。
ご予算に合わせたご提案や費用を抑えるためのアドバイスなどにも柔軟に対応いたします。
ご相談や事前お見積りは完全無料!お気軽にご依頼ください。
-
汚れや破損がみられる家具や家電、ガレージ用品などの処分を検討しています。不用品の状態が悪くても、なんでも回収してもらえますか?
不用品が破損している状態でも何ら問題はありません。屋外に長期放置していたたために腐食がみられるようなものでも基本的にはOKです。ただしカビが大量に発生しているなどの場合は、回収準備のために事前に回収業者に伝えておいた方が良い場合もあります。業者によって対応が異なることもありますので、見積もりの際に相談することをおすすめします。
-
不用品回収業者に依頼できる品目に制限はありますか?
基本的にほとんどの不用品を回収してもらえます。なんでもあらゆるものがOKというわけではありませんが、ご家庭から出る不用品はほぼすべて不用品回収業者で回収可能です。ただし生ゴミや危険物、法律に触れるものなどはNGとなる業者がほとんどです。不用品回収業者に相談いただければ、処分方法をお伝えできますので遠慮なくご相談ください。
-
自力では動かしたり運んだりできないものがいくつかあります。大型の家具や重量物の不用品も回収してもらえますか?
はい、大型で重量のある不用品でも回収が可能です。業者のスタッフが運び出しや解体作業を行いますので、お客様にご負担をおかけすることはありません。不用品なんでも回収団では重量物を吊り上げられるクレーントラックも所有しています。屋外設置の重量物などにも対応できますので、ぜひご相談ください。