この記事では、ゴミ屋敷化する心理状態9つを紹介します。
日々のストレスや生まれつき持っている特性で、モノが捨てられずにゴミ屋敷状態になってしまうことは少なくありません。
ゴミ屋敷を片付けるために解決策も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
なぜ?ゴミ屋敷化する住人の心理状態
はじめに、なぜゴミ屋敷化するのか、住人の心理状態について解説します。
心理状態とは「心の動き・ありさま」のことで、ゴミをため込む過程の気持ちや精神状態のことを指します。
急激な生活の変化や怖い思いをしたなどさまざまです。
どのような心理状態でゴミ屋敷化していくのか紐解いていきましょう。
孤独を感じている
新天地や周囲に知り合いがいない環境で一人で暮らしている場合、孤独感からゴミ屋敷状態になりやすいです。
ゴミに囲まれることで孤独感が安心感に代わる心理状態のため、ゴミを溜め込んだ末にゴミ屋敷に変貌するといわれています。
片付けに対する諦めがある
片付けを諦めている心理状態が原因でゴミ屋敷の度合いが進みます。
いつか片付けると思いつつも、面倒でこのままでも困らないといった、片付けに消極的な人に多く見られます。
モノを集めることに喜びを感じる
自分の好きなものを集める、一式揃えることの達成感から喜びを感じるという人は多いです。
買い揃えることの欲求が勝る心理状態のため、保管場所が無いないにも拘わらず、日増しにモノが増えることに。
自分にとっては大事なものなので、容易に捨てることができず結果的にゴミ屋敷へと変貌を遂げます。
捨てるのがもったいない
「いつか使うから」などモノに対してもったいないと感じて、なかなか捨てられない人は多いでしょう。
また、人から貰ったものに喜びを感じ過ぎてしまい、包装紙から箱に至るまでずっと保管し続ける人もいます。
そういった心理の人は捨てることなくモノを積み重ねていくので、ゴミ屋敷になりやすいです。
汚いモノに触りたくない
ゴミ=汚いものという認識が強く、触れたくない気持ちからそのまま放置している人もいます。
そういった人はゴミから大量の虫が出てきたなどのトラウマを抱えていたり、極度の潔癖症の傾向にあります。
必要以上に清潔に保とうとする反面、汚いものには絶対に触れないのも潔癖症の一つです。
恐怖でゴミが出せない
収集ゴミの管理をしている人とのトラブルで怒鳴られたり、ゴミを出す度に監視されたりで次第にゴミを出せなくなった人もいます。
「また言われるんじゃないか」「見られてるんじゃないか」と恐怖でゴミを出さなくなり、部屋にゴミが溜まってゴミ屋敷になってしまうケースも。
人に頼りたくない
悩みや病気で苦しんでいても一人で抱え込んでしまい、人に頼ることが苦手な人もいます。
自分でなんとかできると思っていても、一人では片付けられないのを知っているので更に意固地になってしまいゴミを溜め続けてしまいます。
私生活に興味がない
仕事ばかりで、自宅での生活に興味がない心理状態です。
帰って食べて寝るだけのサイクルで、ゴミを処分しないためにゴミ屋敷に発展します。
場合によっては精神疾患が原因でセルフネグレクトに陥り、私生活に興味がなくなってしまう人もゴミ屋敷になりやすいです。
そもそもゴミ屋敷だと思っていない
根本的に自分の部屋がゴミ屋敷という認識がない人の心理です。
むしろ自分の部屋がきれいとすら思っている可能性もあります。
そもそもゴミ屋敷だと思ってないので、片付けをしようという心理にもなりません。
心理的要因以外のゴミ屋敷になる理由
社会の中で生きていくには誰もが大なり小なり悩みを抱えています。
仕事の忙しさで自分を見失うことで、日々排出するゴミの処理を怠りがちです。
ここでは、外的要因によってゴミ屋敷になる理由を解説します。
ストレス過多
ストレス過多は精神状態の悪化を招き「うつ病」などになってしまうこともあります。
しかし、ストレスの発散が大事とはいえ、はけ口を誤ればゴミ屋敷になってしまう恐れがあります。
特に「爆買いしてストレスを発散する行為」は要注意。
買うことによる満足感に依存してしまい、買ったものは開封されることなく放置され、どんどんたまってゴミ屋敷化します。
多忙
朝早く出社して夜遅くに帰ってくる、一日の約8割以上を仕事に費やしている状況もゴミ屋敷になる傾向にあります。
多忙のあまりゴミ屋敷になるのは、つぎのような心理状態に陥っているといえます。
- 食事を作るのが面倒(コンビニの弁当で済ます)
- 必要なものは買うことで済ます(衣類などの生活必需品)
- 疲れていて片付ける気にならない
- 休みは寝ていたい
- ゴミは今度捨てる(溜まってないから問題ない)
洗濯やゴミ出しなど自宅のメンテナンスに目が向きづらく、購入物も増えるためゴミ屋敷になる可能性があります。
精神疾患・障害
精神疾患や障害がある人は片付けられず、ゴミ屋敷化することがあります。
ゴミ屋敷化しやすいといわれる精神疾患や障害は以下の通りです。
- うつ病
- ため込み症
- 認知症
- ASD(自閉スペクトラム症)
- AD/HD(注意欠如・多動症)
精神疾患・障害が原因でゴミ屋敷化する理由やゴミ屋敷化するのを防ぐ方法を知りたい方はコチラ!
ゴミ屋敷に住み続ける危険性
ゴミ屋敷には、さまざまな危険が潜んでいます。
住み続けると住んでいる本人のみならず、他の人にもさまざまな被害が及びます。
ゴミ屋敷に住み続けた場合、以下のような危険や被害があります
ケガをする危険性
積み重なったゴミが落下することで頭部などにケガをする危険があります。
重いものや硬く鋭利なものなど、積み重ねたゴミは何があるのか本人自体把握していません。
ケガをしても発見が遅れたり、救護班が中に入れないなど人命にかかわるリスクもあります。
害虫や害獣などの健康被害の危険性
汚物や腐敗した食品などにたかるゴキブリ、ネズミなどの害獣は様々な病原菌を持っているので大量発生すると危険です。
「サルモネラ菌」「o-157」などの病原菌によって感染症を引き起こす可能性があるからです。
感染症のため、近隣住人にも感染の被害が及ぶ可能性があるので害虫、害獣は要注意です。
火災発生の危険性
ゴミ屋敷では、ゴミ以外にも長く掃除をしていないため埃が積もっています。
埃によってコンセントや電化製品がショートして火災につながる可能性があります。
紙や布など燃えやすいものが多ければ、瞬く間に燃え広がってしまうでしょう。
ゴミで身動きが取れず、逃げ遅れてしまうことも少なくありません。
また、他の家を巻き込んで大火災になることもありえます。
ゴミ屋敷の解決には片付け業者もあり!
多くのゴミを自分だけで片付けるには一週間から一ヵ月程の時間が必要になります。
数日に渡り長時間作業するので、労力は尋常ではありません。
しかし、片付け業者は電話一本で簡単に依頼することできます。
利用すれば経験豊富なスタッフが迅速に作業するので、あっという間に片付きます。
ゴミ屋敷に住んでいる人が改善の意思があり、ゴミ屋敷を解決するには片付け業者の利用が最適です。
ここでは、サービスの内容とサービスごとの料金相場について紹介します。
依頼できるサービス
片付け業者には以下のサービスがあります。
- 片付け・整理整頓・収納
要るものいらないものを分別し必要なモノを収納 - 不用品回収
分別した要らないものを回収 - ハウスクリーニング
汚れている個所を徹底的に清掃
以上のサービスを組み合わせて利用することができます。
ゴミ屋敷の状態で必要なサービスを選んでください。
サービスごとの料金相場
料金は業者ごとに価格設定が異なり、作業箇所や間取りでも違いがあります。
すべてのサービスを利用すると高額になりやすいので、ゴミ屋敷の状態・レベルで検討してください。
各種サービスの料金相場は以下の通りです。
不用品回収+部屋の片付けの料金相場
片付け間取り | 料金相場 |
---|---|
1R・1K | 30,000円~60,000円 |
1DK・1LDK | 50,000円~90,000円 |
2DK・2LDK | 100,000円~250,000円 |
3DK・3LDK | 150,000円~200,000円 |
4DK以上 | 200,000円~ |
不用品回収「定額パック」の料金相場
定額パック名称 | 料金相場 |
---|---|
軽トラック積み放題 | 28,000円~40,000円 |
1.5tトラック積み放題 | 45,000円~60,000円 |
2tトラック積み放題 | 60,000円~80,000円 |
4tトラック積み放題 | 80,000円~お見積り |
間取りごとのハウスクリーニング・清掃料金相場
間取り | 料金相場 |
---|---|
1K・1LDK | 25,000円~48,000円 |
2DK・2LDK | 45,000円~100,000円 |
3DK・3LDK | 60,000円~120,000円 |
4DK以上 | 68,000円~150,000円 |
清掃箇所ごとの料金相場
清掃箇所 | 料金相場 |
---|---|
床 | 9,000円~15,000円 |
水回り | 7,000円~15,000円 |
レンジフードや換気扇 | 6,000円~20,000円 |
エアコン | 8,000円~12,000円 |
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作業は静音作業のほか、引っ越しのような作業を心掛けるため近隣への配慮も十分です。
また、深夜帯の作業にも対応しています。
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