本記事では引っ越しで荷物を全部捨てるために最適な方法を紹介しています。

さまざまな事情により、それまで暮らしていた住居で使用した家財を転居先にもっていかないケースもあります。

とはいえ引っ越す場合、旧居にある物はすべて処分し、原状回復を行ってから退去するのが基本です。

処分方法とあわせて、処分するためにかかる費用の目安についてもお伝えしますので参考にしてください。

記事の内容 ×

1 引っ越しで荷物を全部捨てるケースは決して珍しいことではない
2 引っ越しで全部捨てるなら不用品回収業者の利用がおすすめ
3 引っ越しで家財や荷物を全部捨てる際の注意点
4 引っ越しで全部捨てる場合にかかる費用目安
5 引っ越しで全部捨るなら「不用品なんでも回収団」に相談

引っ越しで荷物を全部捨てるケースは決して珍しいことではない

引っ越しというと、引っ越し業者を呼んで荷物を新居へ運んでもらうのが一般的です。

しかし、なかには転居先へ荷物をほとんど運び込まず、必要最小限の物だけ避けてあとは全部捨ててしまうというケースもあります。

このようなケースは、決して珍しいケースではありません。

たとえば以下のような場合、引っ越し業者を利用せず何らかの方法で荷物や家財を全部処分します。

一人暮らしから結婚で同居
一人暮らしから実家へ戻る
高齢に伴い子供世帯と同居
ホームなど施設への入所
海外や遠方への引っ越し
急な転勤や移動に伴う引っ越し
生活のリセット・再出発

たとえば結婚などで改めて世帯をつくる場合には、家財一式買い替えるケースも多いです。

ほかにも1人暮らしから実家に戻る際など、他の世帯と同居する形になるような場合にも、家電製品のほとんどが不要となることもあります。

施設入所に伴い持ち込み品や点数に制限がかかり、やむなく処分するケースもあるでしょう。

ほかにも、転居先へ引っ越し荷物を移動させるために、莫大な費用がかかるなどの理由で処分を決める人も。

転居にともない心機一転生活をリセットしたいという理由で、過去の思い出につながるものを全部捨てるケースもあります。

引っ越しで全部捨てるなら不用品回収業者の利用がおすすめ

引っ越しに伴う不用品処分のためのさまざまな手段の中から、もっともおすすめなのが「不用品回収業者」の活用です。

不用品業者に任せることにより、手間や時間を省き、費用を抑えて処分できるのです。

不用品回収業者の活用でどのようなメリットが得られるのか、おすすめする理由とあわせて解説します。

ほぼすべての品目が処分対象

自力で片付けや処分する場合、不用品の種類や自治体のルールにそって、それぞれの方法で処分の手配や手続きが必要となります。

リサイクルが義務付けられているものなどは自治体に回収してもらえないため、品目などに応じて手配や手続きを必要とします。

なかには、どのような手段で処分すれば良いかわからないものもあるため、片付けや処分に余計な時間がかかってしまうでしょう。

その点、不用品回収業者の場合、家にあるもののほぼ全てが回収処分の対象のため、処分先は処分方法で迷うことがありません。

一部回収できないものもありますが、一つのサービスで1度にまとめて処分できるため、短時間で負担なく家財の処分できるのです。

引っ越し予定日にあわせて日時を調整できる

不用品回収業者では、回収日時をあらかじめ予約指定することができます。

業者によっては早朝や夜間に対応してくれるところもあり、さまざまな状況や事情に合わせて片付けや回収日程を組んで作業を進めてもらえるのです。

引っ越し予定日や退去予定日に合わせ、スケジュールを組んで作業をしてもらうことも可能。

事情を伝えれば、ほとんどの事業者で柔軟に対応してくれることでしょう。

貴重品などはちゃんとより分けてくれる

片付けや処分作業をまるっとお任せした場合でも、作業中に貴重品や重要書類などが出てきた場合には、処分せずに保管しておいてくれます。

事前に伝えておけば、処分品の中から探し物をしてくれたり、条件に合うものを選り分けてくれたりもします。

全部捨てるとはいっても、状況に応じて柔軟に対応してくれるため安心して任せられるのです。

片付け代行サービスが利用できる

不用品回収業者の中には、部屋の片付けや分別・仕分け等に対応してくれるところも多いです。

片付け代行サービスが利用できる事業者に依頼すれば、生活していた状態のままの部屋でも綺麗さっぱり片付けてもらえます。

必要な物をあらかじめ伝えておけば、それ以外のものは全て処分してもらえるのです。

忙しい場合や家族が遠方に住んでいるなどの理由で、物の分別や仕分け、片付けなどに手が回らない場合には非常にありがたいサービスです。

ハウスクリーニングの依頼も可能

賃貸の引っ越し退去の場合には、原状回復として部屋をきれいにする作業が必要となります。

不用品回収業者の中には、ハウスクリーニングも行ってくれるところもあり便利です。

あらゆるサービスを依頼できる業者であれば、分別や仕分け、片付けや不用品の回収、空になった部屋のクリーニングまでワンストップで対応してもらえます。

時間と手間をできるだけ減らしたいというかたにも最適です。

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不用品なんでも回収団

2023.11.17

引っ越し時におすすめの不用品回収業者！引っ越しゴミ回収もOK！

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引っ越しで家財や荷物を全部捨てる際の注意点

引っ越しで家財や荷物を全部捨てる際、いくつか注意点があります。

確認せずに処分してしまい後から失敗した！とならないためにも、事前にポイントを押さえておきましょう。

必要な物を確認する

片付け代行サービスなどを依頼し、片付けも含めてあらゆる物を処分する際は、本当に全て捨てて問題ないか確認が必要です。

貴重品や金銭、重要書類や大切に思えるものなどは、作業の際に分けて保管しておいてくれます。

しかし中にはあらかじめ伝えておかなければ必要なものとわからず、一緒に処分してしまうものなどもあります。

写真アルバムや大切な人からの手紙など、再購入や再入手が難しいものなどがないか思い起こし、必要な場合は作業時に避けておいてもらうよう伝えましょう。

個人情報の取り扱い

それまで生活していた部屋の中には、個人情報に該当するような書類やデータ、物品などが多数あります。

これらの情報の取り扱いにおいては、不用品回収業者各社かなり慎重に対応しています。

例えば書き損じた履歴書などをチラシと一緒に処分してしまうと、思わぬところから個人情報が漏れてしまう可能性も考えられます。

こうしたことが起こらないよう、機密文書としてシュレッダーや溶解処理など個別に処分を行うのです。

ですが中には他の書類と同様に扱ったりしてしまう業者もあるかもしれません。

片付けや不用品処分を任せる際は、個人情報が記載された書類の処分方法など、個人情報の取り扱い方について確認しておくようにしましょう。

作業にかかる時間の確認

引っ越しにともなう家具や家電、家財などを全部捨てるとなると、片付けや運び出し作業にかなりの時間を要する場合もあります。

多くの場合、数時間程度で作業が完了しますが、片付け範囲が広い場合や荷物が多い場合にはより多くの時間がかかることもあるでしょう。

日を跨いでの作業となることもあるため、ある程度余裕を持った日程で依頼するのがベストです。

引っ越し退去などを控えているケースがほとんどかと思います。ギリギリの日程で依頼すると、作業日程がずれ込み退去に影響してしまうこともあります。

作業にどれくらいの時間がかかるのかしっかりと確認しておくことも大切です。

引っ越しで全部捨てる場合にかかる費用目安

不用品回収業者を利用し、引っ越しで全部の家財や荷物を捨てる場合にかかる費用の相場や目安を紹介します。

サービス別に分けて紹介しますので、予算や依頼したい作業内容などに応じて参考としてください。

不用品回収のみを依頼する場合の費用目安

居室で使用していた家具家電、雑貨などいらないものをまとめて処分してもらう場合にかかる費用の目安です。

不用品回収業者では、各種作業料金や諸経費があらかじめ料金に含まれている「定額パックプラン」などの料金プランが用意されています。

パックプランには出張費や車両費、人件費などのほか、簡単な仕分けや分別作業や運び出し作業などの費用も含まれています。

回収品目ごとではなく、回収量に応じて料金が決まっているのが特徴。

利用できるサービスに限りはありますが、引っ越しに伴い全部の荷物をまとめて処分する方法としては、最も安く利用できる手段となるでしょう。

定額パック名称	料金相場
軽トラック積み放題	28,000円～40,000円
1.5tトラック積み放題	45,000円～60,000円
2tトラック積み放題	60,000円～80,000円
4tトラック積み放題	80,000円～お見積り

片付けと不用品回収の両方を依頼する場合の費用目安

全く手をつけていない状況で片付け作業も含めて依頼したいという場合には、片付け作業の代行サービスの依頼も可能です。

片付け作業にかかる時間にもよりますが、金額に大きな差がない場合もあるので、全部の荷物を処分するような場合には片付けもあわせてお願いした方が良い場合もあります。

退去までの日数や片付け作業にかけられる時間、手間などを考慮して選ぶと良いでしょう。

以下は片付けと不用品処分の両方を依頼した場合の費用目安です。

諸経費や作業費用、ある程度のスタッフ数が含まれています。

部屋の間取り	料金相場	トラックサイズの目安
1R～1K	30,000円～60,000円	軽トラック
1DK～1LDK	50,000円～90,000円	1.5tトラック
2DK～2LDK	100,000円～250,000円	2tトラック
3DK～	150,000円～200,000円	4tトラック